ミキの電動車椅子


ファンの多いミキの電動車椅子

ミキの電動車椅子は、手元にあるレバーのジョイスティックで方向や速度の調整するタイプのものです。

急な坂でも力強く走行ができる上、切り替えて主導の車いすとしても使用することが可能です。

基本的にミキの電動車いすは、他のヤマハや今仙など他メーカーの

電動ユニットをフレームに組み込んだ形で販売しています。

主なラインナップは下記の3つです。

1、JWXー1M

ヤマハの電動ユニットを装着した高性能で軽量な車椅子です。

ヤマハの電動化ユニット車椅子は、新開発のフラットモーターが

効率の高さと素晴らしい装着性を実現しています。


2、GFJX(グランドフリッチャー JX)

ユーザーのニーズにフレキシブルに対応するグランドフリッチャー

(専用フレーム)にヤマハ製の電動ユニット「ジョイユニットX」を装着したものです。


3、GFDP(グランドフリッチャー DP)

このグランドフリッチャーは、基本性能の高いEXフレームがベース

になっていて、今仙技術研究所製の電動ユニット「デイリーパル」が

組み込めるようになっている専用フレームが使用されています。

デイリー パル ユニットの車いすは、操作レバーから手を離すと自動的に

停止する電磁ブレーキ、転倒防止バー付きの安全機能を標準装備しています。

この電磁ブレーキ機能で坂道でも安心です。

転倒防止バーは簡単に収納できるので、介助時の段差乗り越えなども容易に行えます。

また、後輪を5cm後方へずらすことにより、安全性が向上しています。

今仙の電動車椅子


今仙の電動車椅子

今仙電機製作所は愛知県犬山市に本社を置く独立系自動車部品メーカーです。

今仙の電動車椅子は安全性と快適性を追求したもので、暮らしを支えるかけがえのないパートナーとして、乗る人の快適さはもとより、介護する人の環境にも優しいものを心がけて開発されています。

今仙の主なラインアップはEMシリーズです。

EMシリーズには下記のものがあります。

●普通型
EMC-240 / 250 Active Chair

表示パネルが、低速(2.5km/h)、中速(4.5km/h)、高速(6.0km/h)の3段階速度をデジタル表示します。

EMC-250のバッテリ残量メーターは、高輝度LEDを使用し、屋外でも見やすくなっています。

新開発の高性能コントローラーがなめらかな走行感を実現しています。

大幅に向上した駆動トルク(同社比80%UP)が、段差や坂道走行に威力を発揮します。

●電動リクライニング式普通型
EMC-720 / 730

リクライニング角度は、90°~170°まで無段階に調整ができ、背もたれスライド機構により、リクライニング時の身体のズレを軽減します。

また、バックレストの角度に合せて、フットレストの位置も上方に変化するため、休憩時などにベッド代わりに使うことができます。

●電動リフト式普通型
EMC-600 / 610 L-fit

座面が地上高12cm~80cmの範囲で昇降するので、床面への移動から高所の物の出し入れなども可能です。

また、静かでスムーズなアクチュエータモータ採用しています。

車幅が66cmとスリムな設計で、廊下や扉など室内での移動もスムーズに行えます。

車載式充電器、メンテナンスフリーバッテリを標準装備で、スピーディな充電を可能になっています。

●電動ティルト式普通型
EMC-240 / 250 / 150 電動ティルト仕様

ティルト角度は床に対して4°~45°まで無段階に調整が可能です。

ウェイトシフト機構を採用し安全面にも配慮されています。また電動ティルト機構に、手動リクライニング装置を追加することができます。

その場合、リクライニング角度は座シートに対して90°~134°までの調整が可能です。

●電動リクライニング・ティルト式普通型
EMC-900 / 910

リクライニング角度は、座シートに対して、90°~150°、ティルト角度は、床に対して-3°~30°まで無段階に調整が可能です。

バックレストはスライド機構の採用により、リクライニング時の身体のズレを軽減、バックレストの角度に合せて、フットレストの位置も上方に連動し、常に安定した姿勢が保てます。

●前輪パワーステアリング式普通型
EMC-150 Super Chair

手押しする介助者が、電動車いすの左右の進行方向を取る際、右側のスイッチを押すと前輪が右に、左側のスイッチを押すと左に切れる介助者用ステアリング操作機能を装備しています。

スイッチを押す時間によりステアリングの切れ角が3段階でかわります。

●手動兼用型(車いす電動化ユニット)
DP-45 / 60 デイリーパル

22インチ仕様車(Nタイプ)の重量は22.3kg(バッテリを除く)と軽量です。

折り畳み幅も38cmのコンパクト設計です。

乗用車のトランクにも、ユニットを装着したまま収納可能、保管の際にも場所を取りません。

※ユニット重量13.0kg DP-45C、バッテリを除く。

スズキの電動車椅子


スズキの電動車椅子はこれだ!

セニアカーの商標ででお馴染のスズキですが、主なラインアップは電動車椅子とセニアカーの2タイプです。

セニアカーでは下記の4つのシリーズが発売されています。

●本格4輪セニアカー(ET4D)

●標準4輪セニアカー(ET4E)

●都市型4輪セニアカー(タウンカート)

●介護保険レンタル専用モデル(ET4F)

スズキのセニアカーはグッドデザイン賞を受賞するなど、

デザイン性の優れた電動カードですが、その他、安定感も抜群です。

シリーズによって、乗り心地も違ってきますので、ぜひ、乗り比べてみて、

自分に合ったものを選んでください。

もう一つのラインアップは、モーターチェア(MCシリーズ)で、

いわゆるジョイスティックで操作する電動車椅子です。

MCシリーズの特徴は、なんと言っても新開発の電動リクライニングシートです。

背中や腰への圧迫を分散するだけでなく、ベッド等への乗り移りの負担も

軽減してくれるクライニング機能は優れものです。

シートバックにスライド機構を装備しているのでリクライニング中のずれが少なくなっています。

リクライニング・レバーを操作するだけで、背もたれの角度を後方15°から

80°まで無段階に調節できます。

また、バックサポートの角度に合わせ、フットサポートの位置もスムーズに変化します。

レバーから手を離せば思い通りの位置でバックサポートは停止します。

レバーを反対方向に押せば、バックサポートは簡単に起き上がります。

この他にも、リヤサブホイールやシートベルトは標準装備(MC2000Sを除く)されています。

バックサポートにポケットが付いている他、電磁ブレーキはほとんど音が

しない静音型で作動音を気にすることなく走行できます。

また、大型スイングアームとともに後輪左右独立サスペンションを

標準装備しており、なめらかな走行と乗り心地が追及されています。

ヤマハの電動車椅子


ヤマハの電動車椅子はこれだ!

ヤマハがこれまでに培ってきたハイテク技術を活かそうと取り組んできた事業のひとつが「電動車椅子」です。

ヤマハ発動機が、開発し販売している電動車椅子は、生産終了製品などを含めると数種類あります。

その中でもヤマハが特に力を入れているのがJWアクティブとタウニィジョイXです。

この2機種は、狭い場所での移動も比較的行いやすく、コンパクトさを売りにした電動車椅子です。

以下、2機種の特徴を記載しておきますので、参考にしてみてください。

●JWアクティブ

これはヤマハ発動機の技術を終結した車椅子用電動ユニットJWX-1を装着した軽量型電動車椅子です。

TSマーク(道交法令などに定められている基準を満たし、国家公安委員から型式認定を受けた印)も付いています。

車体デザインは、異なる2タイプ(Sタイプ/Pタイプ)の製品が用意されています。

主な仕様としては、アームレストは跳ね上げ式ですので、移乗がスムーズに行えます。

また、高さを調整することもできます。

フットレストはワンタッチの簡単操作で左右に広がり、移乗がラクに行えます。

そして、足を置くフットボードは前後の位置調整ができます。

新自走用操作部の折りたたみが可能で、テーブルに近づく時などに便利です。

●タウニィジョイX

2004年に発売されたタウニィジョイの後継機として登場した軽量型電動車椅子がタウニィジョイXです。

操作性を考えて、すべての動作(前進/後進/方向転換/停止)は、ジョイスティックレバー1本で行います。

この操作により5段階の速度調整が可能です。

また、ジョイスティックから手が離れると自動停止する電磁ブレーキ機能や後方への転倒を防ぐ転倒防止バーなどが装備され、安全面にも配慮してあります。

電動車椅子サッカーとは!


電動車椅子サッカーってどんなスポーツ?


電動車椅子で行なうサッカー競技は障害者スポーツの1つで、電動車椅子に取り付けられたフットガードを用いてボールを蹴ります。

アメリカ・カナダなどで「パワーサッカー」と呼ばれていて、重度身体障害者のスポーツとして1980年に誕生しました。

サッカーのFIFAに該当するFIPFA(国際電動車椅子サッカー連盟)という統括団体もあります。

競技はバスケットボールコートを使用し、1チーム4人で行われます。

電動車椅子のフットレストに車のタイヤを半分に切ったフットガードを装着し、直径約50cm程のボールを蹴ります。

試合時間は前後半でそれぞれ20分ずつで、時間内に得点した数が多いほうが勝利となります。

電動車椅子サッカーは、普通のサッカーのように次々にパスで繋いでいく

と言うよりも、電動車椅子でボールを押し合い奪い合いながら、体当たり

でゴールに押し込むという、ラグビーのような過激なスポーツです。

それゆえに、あの重たい電動車椅子がひっくり返ることさえあります。

電動車椅子サッカーの醍醐味は、なんと言っても華麗な操作です。

スピードは国際ルールで時速10km以下と決められていますが、

体感速度はまるで自転車のようなスピード感です。

電動車椅子の前に取り付けたフットガードでボール(直径32.5cm)を巧みに

コントロールし、前・後進や回転してのパスやシュートなどで迫力あるプレーを展開します。

基本的な競技規則はサッカーと似ていますが、ボールを保持している

攻撃側の選手1人に対して、相手チームの選手が2人以上、

半径3メートル以内のエリアに入ると反則となります。

日本での活動は、1982年に大阪市身体障害者スポーツセンター

に勤務していた山下氏の手によってパワーサッカーをヒントに考案・発足されたのが始まりとなっています。

自分で車椅子を動かすことのできる人のスポーツはバスケットボール

など数多くありますが、電動車椅子を使用しなければ行動出来ない人

にとってスポーツはほとんど無縁の世界でした。

そのような重度の障害を持つ人でも参加でき、楽しむことが出来るのが

この電動車椅子サッカーなのです。

電動アシスト車椅子


電動アシスト車椅子って

電動補助付き自転車の技術を車いすに応用したのが電動アシスト車椅子です。

高齢化社会が進むにつれて、お年寄りがお年寄りの車いすを押す姿も見かけるようになってきました。

しかし、これがあれば、介助者が車椅子を押すときに、電動補助装置が働いて負担を軽減してくれるので便利です。

また利用者がハンドリムを自力で回すときにも補助装置が働いてくれます。

下りでは逆にブレーキをかけてくれるので安心して下りられます。

電動補助は、介助者が車いすを押す力をセンサーが感知し、

コンピュータで制御処理されてモーターに伝わり、押す力の大きさに応じたアシストパワーが働きます。

これにより、介助者の体力的負担を軽減することができるのです。

人力とモーターのいわゆるハイブリッド方式なので、

自然でスムースな走行ができ、坂道でも砂利道や傾斜面などでもらくらくと安全に走行することが可能なのです。

電動アシスト車椅子の中には、搭乗者・介助者の優先選択スイッチが介助者側にあって、

介助者が操作をしていない時や操作量が小さく不感帯以内の時には、

搭乗者の操作を優先する機能を備えているものがあります。

またこれとは反対に、上記優先選択スイッチが搭乗者側にあって、

搭乗者が操作しないときや操作量の小さい場合に、搭乗者の安全を確保するために、

介助者の操作を優先する機能を備えているものもあります。

このように、電動アシスト車椅子にはいろいろな機能が備え付けられていて、

従来の車椅子と比較しても、安全で乗り心地の良いものを目指して開発がおこなっています。

ご興味のある方は、ぜひお店やメーカ-に問い合わせてみてください。

電動車椅子と道路交通法


電動車椅子の道路交通法について

電動車椅子は1992年に総理府より、正式に法的な基準がもうけられました。
これと同時に型式認定制度も開始され、型式認定を受けた電動車いすにはTSマークを貼付することができるようになりました。

ちなみに認定制度の事務局は(財)日本交通管理技術協会です。

以下、電動車椅子に関する道路交通法です。参考までにご覧ください。

●道路交通法

第1章(総則)第2条(定義)

第1項 11号の3 「身体障害者用車いす」

身体の障害により歩行が困難な者の移動の用に供するための車いす(原動機を用いるものにあっては、内閣府令で定める基準に該当するものに限る。)をいう。

第3項 この法律の規定の適用については、次に掲げる者は歩行者とする。 身体障害者用車いす、歩行補助具等又は小児用の車を通行させている者。

●道路交通法施行規則

第1条の4 「原動機を用いる身体障害者の車いすの基準」

法第2条 第1項 第11号の3の内閣府令に定める基準は次の通り。

1. 車体の大きさは、次に掲げる長さ、幅、および高さを越えないこと。
イ 長さ 120cm   ロ 幅 70cm   ハ 高さ 109cm

2. 6km/hを超える速度を出すことができないこと。

3. 歩行者に危惧を及ぼすおそれのある鋭利な突起物がないこと。

4. 自動車、または原動機付自転車と外観を通じて明確に識別することができること。

5. 原動機は電動機を用いること。

4) 平成4(1992)年、原動機付ながら無免許で運転ができ、身体障害者以外にも販売できることから、無秩序な販売による交通の混乱等を防ぐため、業界団体「電動車いす安全連絡会」を発足させた。

5) 平成7(1995)年4月、活動の拡大、および定着化のために「電動車いす安全普及協会」に改称した。

原動機付でありながら無免許で運転ができ、身体障害者以外にも販売

できることから、無秩序な販売による交通の混乱等を防ぐために、

業界団体「電動車いす安全連絡会」が1992年に発足しています。

1995年4月には、この連絡会の活動が拡大し、定着化したので

「電動車いす安全普及協会」に改称されました。

詳しくは 電動車椅子安全普及協会のページをご覧ください。

電動車椅子のバッテリー


電動車椅子のバッテリーについて

普通型の電動車椅子は、通常シートの下に大容量のバッテリーと電気モーターを内蔵し、小径で幅の広いタイヤ・キャスターが付いています。

電動車椅子と言えば、数年前までは液式のバッテリーが主流でしたが、

現在はシールドバッテリーが標準になっています。

シールドバッテリーは密閉式なのでバッテリー液が減ることはなく、

寿命に達するまで液の補充をするなどのメンテナンスは必要ないので取り扱いに便利です。

一般のシールドバッテリーは1時間程度の急速充電が可能なので、急いでいるときにも便利なのです。

液式のバッテリー液の補充をする場合には、容量を間違わないように気をつけましょう。

容量を超えて補水してしまうと、注入口よりバッテリー液が漏れてしまい、

腐食を招いて故障の原因ともなりかねません。

場合によっては配線がショートし火災を引き起こす事もあるようです。

電動カートや電動車椅子、その他電気装置などに使用するバッテリーは、

充電器で充電してから放電して空になるまで使います。

このような使用方法をディープサイクルと言い、それに適したバッテリーをディープサイクル・バッテリーと言います。

普通の車に搭載されているバッテリーの場合、

エンジンをスタートした後は発電器から常に充電されていて、

バッテリーが上がったりした場合以外では、バッテリーが放電しきってしまうことはありません。

一般的に知られているディープサイクルバッテリー(12V)として、

GSユアサや古河電池のEBシリーズがあります。

その他、ドライバッテリーのオプティマイエロートップ、ディープサイクル特性を持つAGMタイプのオデッセイ、密閉型タイプのAC Delcoボイジャー、コンコルド、G&Yuなどがあります。

こうしたディープサイクルバッテリーは消耗品扱いで定期的な交換が推奨されてます。

一般的な12Vタイプのディープサイクルバッテリーなら、

使用環境にもよりますが、2年以内~4年毎に交換されているケースが多いようです。

電動車椅子の規格について


原動機を用いる身体障害用の車椅子には規格があります。

詳しくは日本交通う管理技術協会に問い合わせていただければ、
わかりますが、ここでは、主な規格内容について触れておきます。

1、車体の大きさ

●構造及び性能の基準

車体の大きさは、次に掲げる長さ、幅及び高さを超えないこと。

ア.  長さ 120cm
イ.  幅  70cm
ウ.  高さ 109cm

●試験方法

車体の大きさの測定は、次のとおりとする。

ア.  長さ: 車いすの最前点と最後点の間の水平距離を測定する。
イ.  幅: 車いすの左右方向の最大距離を測定する。
ウ.  高さ: 路面から車いすの最高点までの垂直距離を測定する。

2、 車体の構造

●構造及び性能の基準

2-1、原動機として、電動機を用いること。

●試験方法

2-1、電動機以外の原動機を備えていないことを確認する。

●構造及び性能の基準

2-2、6km/hを超える速度を出すことができないこと。

●試験方法

2-2.  最大速度を測定する。

●構造及び性能の基準

2-3、歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと。

●試験方法

2-3、次の事項について確認する。

ア:保護キャップ等で、容易に離脱しないよう被覆されている部分を除き、
鋭利な形状で本体より8mm以上突出している部分がないこと。

イ:利用者及び他の歩行者の身体に触れ易い部分にせん断やせつ削し
  たままの状態のもの及び溶接によるばり等鋭利な先鋭部がないこと。

●構造及び性能の基準

2-4。自動車又は原動機付自転車と外観を通じて明確に識別することができること。

●試験方法

2-4. 次の事項について確認すること。

ア:車室を備えていないこと。
(注)車室とは、その中にある車両の運転者を外界からの刺激(雨、風、日光、騒音等)から保護し、当該運転者が安全な運転を継続的に行うことができるように装置等により囲まれた空間をいう。

ただし手で取付け及び取外しが可能な雨天時のみに取り付ける雨よけ用具により囲まれた空間は含まれないものとする。

イ:前方及び後方からいすが確認できること。

ウ:いすに固定することができるアームレストがついていること。

                      (資料は電動車椅子安全普及協会より)

電動車椅子安全普及協会


電動車椅子安全普及協会の目的と事業とは

電動車椅子安全普及協会の目的は、会員相互の協力によって

身体障害者用や高齢者用の電動車いすの安全で健全な利用を促進し、

電動車椅子を普及させて、道路交通を円滑で安全にすることのようです。

電動車椅子安全普及協会では、上の目的を達成するためにさまざまな事業を行っています。

例えば、電動車いすの安全かつ健全な利用方法の普及を促したり、

それに必要な調査研究をしたり、関係官庁の行う電動車いすの安全かつ

健全な普及に関する活動に対する協力するなどです。

その他には、関係官庁や関係団体の行う交通安全活動に対する協力をしたり、

会員相互の親睦を深めたりもしています。

また、電動車いすの安全指導を推進するために、電動車いす安全利用

セミナーへの協力をしたり、タウンモビリティ・ショップモビリティへの協力

を行ったり企業活動での安全指導の実施を行ったりしています。

行政機関や関係団体との連携活動では、電動車いす型式認定取得業務

を請け負い、また警察庁の電動車いす安全利用指導モデル事業への

協力や各都道府県警の電動車いす安全指導取り組みにも力を入れています。

更に、電動車いすの日本工業規格(JIS)改訂作業への援助も行っています。

主な会員は、スズキやクボタ、トヨタと言った電動車椅子の製造メーカーです。

電動車椅子の中古品について


中古電動車椅子を購入する際のメリットとデメリット

最近では電動車椅子も中古が出回るようになってきました。

それだけ利用者の数が増えているということですね。

●中古電動車椅子のメリット

中古品のいいところは、なんと言っても価格が安いということです。

お店によっては、中古品でも1年間の保証をつけてくれたり、

しっかりと点検をしてから売りに出しているところもあるので、

しっかりしたお店で購入すれば中古も悪くありません。

●中古電動車椅子のデメリット

特にリサイクルショップ等で販売されている中古商品の場合には、

通常、店員が「現在、動くかどうか」だけの確認を行っているので、

商品自体の本当のクオリティーがはっきりとはわからない上、

保険等もいい加減な場合が多いのが問題です。

その他、インターネットなどで中古品を購入する場合には、

小傷及び色あせ、錆び等が出ていこともあります。

●中古電動車椅子を購入するさいの注意点

メンテナンスのページにも書きましたが、バッテリーの放電状態を確認することが大切です。

放電試験の結果80%以上残量のものなら中古でも安心です。

また、すべての電動車椅子を点検及とバッテリー残量チェックを実施して

いるとうたっているお店のほうが安心できますね。

その他にも、購入後の修理等などについても対応してくれるところがいいと思います。

もちろん、正規販売店から中古品を購入する場合はさらに安心度がくなります。

新品・中古品に関わらず電動車椅子やシニアカー、電動カートの購入を

考える際は、担当のケアマネジャーや地域の支援センター等に相談してから、

優良店を紹介してもらうといいですね。

リフト付き電動車椅子がずごい!


リフト機能の付いた電動車椅子が和室でも大活躍!

現在では、電動車椅子自体にリフト機能の付いたものがあります。

主なものは、キシ・エンジニアリング(株)の出しているLifty(リフティ)シリーズです。

これなら介助する人の負担を大幅に軽減し、自立した生活をサポートすることが可能になります。

座っている座面自体が床まで下がり、そのまま座椅子としても使えるのです。

和室などでもいちいち移譲する必要がなく、車椅子のままコタツに入ったり、畳のテールに付いたりすることができます。

電動のリフトは座席が床から15~50センチまで上下します。

そうすることでベッドやトイレに移る時も、座席の高さを合わせてラクに移譲することが出来るのです。

座席を一番低くした状態でも前後左右、回転が出来るので、落してしまったものも簡単に拾うこともできます。

このリフト付き電動車椅子を利用すれば、生活範囲や楽しみがぐっと広がります!

これまでいちいち乗り降りしていたコタツや座卓でもリフティなら車椅子のまま団らんできるのです。

操作は通常の電動車椅子と同じで、ジョイスティックを使って行います。

基本的には、指1本で前後左右に回転させることができます。

(詳しくは電動車椅子の操作のページをご覧ください)

また自分で操作できない方には、介助者に押してもらう式のものもあります。

さすがに便利なリフト付き電動車椅子ですが、お値段のほうは70万円ほどします。

ただし、介護保険適用製品ですので、介護保険レンタルなら月々数千円でレンタルすることが可能です。

また、障害者の方も日常生活給付事業・補装具支給制度といった各給付制度を使って、電動車椅子を格安で購入することが可能です。

ご興味のある方は一度と問い合わせてみてはどうでしょうか。

電動車椅子・事故の現状と対策


電動車椅子での事故を防ぐための注意点を知っておこう!

一般の歩行者と同様に電動車いすを利用する人についても、道路を横断中に事故に遭われる方が多くなっています。

特に、亡くなった方のうち7割以上が道路横断中に事故に遭っています。

そうした方々は「買物」や「訪問」や「散歩」等を目的にして電動車椅子を利用したいた際に事故に遭われる方が多いのです。

その他にも、路肩の用水路に転落したり、川に転落したりして亡くなっている方もいらっしゃいます。

また、歩道ではなく車道を走っていて車に追突されたり、トンネルの中での追突事故も報告されています。

更に下り坂でのブレーキの故障による事故も起きています。

ここでは、こうした事故を防ぐために気を付けないといけない点をいくつかあげておきますので、参考にしてください。

電動車椅子運転の注意点

●道路が渋滞しているときは、脇をすり抜けてくるバイクなどにも注意しましょう。

●斜めに道路を横断すると移動距離が伸び、自動車と衝突する危険が大きくなります。

●明るい色の服を着たり、ライトを付けたり、反射材を使うなどの工夫をしましょう。

●バックミラーが付いた機種もありますが、首をまわし、目視で確認しましょう。

●踏切内は、脱輪や転倒など危険がたくさん潜んでいます。どんな時も必ず安全確認をしましょう。

●溝や用水路のそばを走行するときは、道路から必要な間隔をあけましょう。

●移動中は、前方をよく見て、凹凸、傾斜地、溝、段差などに注意してください。

●スピードが速いと感じたら、最高速度を低く設定できるものもありますので、利用しましょう。

●眠気を感じたり、体調のすぐれないときには、外出を控えましょう。

●電動車いすでは歩道を通りましょう。歩道のないところでは、道路右側を通行してください。

●自動車のほうから避けてくれると思い込むのは危険です。

●夜間、暗い道では、特に回りに気をくばり慎重に運転しましょう。

●道路を横断するときは、左右をよく確認しましょう。

シニアカー三輪それとも四輪?


シニアカーの3輪と4輪の違いって何でしょう?

3輪は小回り、4輪は安全性!

●3輪シニアカー

3輪は小回りがきき軽量で、どちらかというと自転車感覚に近いものが多いです。

しかしその分、自転車と同じように転倒の恐れもあります。

最近では事故も多発しておりますので、あまりお勧めできません。

●4輪シニアカー

4輪の特徴はなんといっても安定性が高いことです。

ハンドルもほとんどのものがループ状、楕円形をしているので片手でも操作が可能です。

バー状ハンドルのように握る必要がなく、片マヒの方でも操作できるようにつくられています。

購入するときに、右マヒ、左マヒにあわせて設定できるものもあります。

また、どの機種でもどちらかの片手で操作できるようになっています。

シートが回転したり、昇降できるものもあるので、乗り込むときにも利用しやすくできています。

その他にも、悪路の衝撃を和らげるためのサスペンションがついているものあります。

また、座席シートが前後に移動して自由に足の長さにあわせて調整ができるものもあります。

いずれにしろ、自分自身の身体の状態をしっかりと把握した上で、

介護展示会や販売店で試乗してから購入をお考えになってはいかがでしょうか。

シニアカー(セニアカー)の操作


シニアカー(セニアカー)の操作の基本をおさえておこう!

ジョイスティッくを使った電動車椅子の操作については「電動車椅子の操作と設定」のページで書きましたが、

ここでは、シニカー(セニアカー)の操作と各部の名称について記述しておきます。

まず、シニアカーというのは、アクセルレバーやペダルを操作するだけで簡単に加減速ができますので、

自動車の運転経験のないお年寄りの方でも比較的簡単に操作することができます。

ハンドルは自転車のハンドルのように棒状になっているものと楕円形になっているものがあります。

たいていは発進やブレーキがとてもゆっくりなので急に飛び出すこともなくブレーキ酔いも少ないですね。

曲がるときには自動減速しますし、レバーを戻すと自動的にブレーキがかかります。

また下り坂を走行中、最高速度を自動的に制御してくれます。

詳細に関しては機種によって多少の違いがありますので、各メーカーや販売代理店で試乗してお確かめください。

ここで、一般的なシニアカーの主な部位と名称についてあげておきますので、参考にしてください。

主な部位と名称

●お買い物フック:お買い物袋がかけられる便利なフック。

●シートスライドレバー:座席を前後にスライドして調整するレバー。

●シート回転レバー:座席を回転させられるレバー。

●前後輪サスペンション:路面の衝撃を吸収するサスペンション。(快適な乗り心地を実現します)

●はねあげ式アームレスト:背もたれの位置まであがる肘掛けなら乗り降りも簡単。

●シート連動式クラッチ:シートを持ち上げると、手で押して動かす事ができるクラッチ。

●車幅灯・反射板:前後の車や周囲に確認されるためのウインカー兼ポジションランプや反射板。

●自動巻き取り式充電コード:通常、取り出し易いハンドル下に設置。

その他、オプション:「ヘッドレスト」「前かご」「松葉杖ホルダー」「シートバッククッション」「ウインドシールド」など、追加オプションも多数あります。

自分のお好みのオプションを追加すれば、快適なシニアカーライフが楽しめます。

シニアカー(セニアカー)について


シニアカー?それともセニアカー?

シニアカーとは高齢者向けに作られた、三輪または四輪の一人乗り電動車両のことを言います。

別名「バッテリーカー」と言われることもあります。

日本の道路交通法では車両ではなく歩行者扱いとなっているので、車道ではなく歩道を通行します。

もともとは、スズキ株式会社がコートまでの移動手段として発売したものが始まりです。

スズキが「セニアカー」の商標を使用しているので、このセニアカーという名称が広がりましたが、

これはスズキの固有名称なんですね。

ですから総称としては「シニアカー」が正しいということになりますね。

日本工業規格ではハンドル形電動車いす、道路交通法では原動機を用いる歩行補助車等との呼称が使われています。

シニアカーは電池で動き、最高速度は6km程度です。

機種にもよりますが、一回の充電で、約25~30km走行できます。

また、勾配が10度以下の坂道なら登ることができ、8cm以下の段差は乗り越えていくことが可能です。

曲がり角ではハンドルを切った角度に応じて自動減速するので、ゆっくり曲がる事が出来て安心です。

充電は家庭用100Vのコンセントに差し込むだけでOKです。

充電時間はバッテリーの状態にもよりますが、約7~9時間程度で、

一回の充電で電気代は約30円程度とそれほど高くありません。

上にも書きましたが、歩行者扱いになっていますので、免許は必要ありません。
  
福祉機器としての意味合いもあり、介護保険の適用も認められています。

最近では操作も簡単で、おしゃれなデザインのタイプのものもたくさん出回っています。

電動車椅子のメンテナンス方法


電動車椅子のメンテナンスの基本を知っておこう!

メンテナンスの主なものとしては、バッテリーです。通常バッテリーはウェットタイプなので蒸留水を補給しなければなりません。

そうしないとダメージを与えてしまい、バッテリー交換ということになってしまいます。

日本の電動車椅子によく使われているウェットタイプのバッテリーは希硫酸が使用されており、飛行機に載せるときなどは危険物扱いされてしまいます。

そういったことからも福祉の先進国である欧米諸国ではドライタイプのバッテリーが使われていて、取り扱いも簡単になっています。

日本でも徐々にドライタイプが使われはじめるようになりましたが、使用可能な時間がウェットタイプに比べると短いため、そこが普及のネックになっているようです。

これからの技術の進歩に期待したいところです。

バッテリ交換の時期

バッテリには寿命があります。充電できる量が新品の時の80%に至った時をだいたい寿命と考えるようです。

寿命は、使用状況や温度などの影響により変化します。

寿命を超えて使用した場合や1年以上使用しなかった場合は、バッテリ内部部品が著しく劣化して、急な放電停止、変形、破損、破裂する恐れがあります。

バッテリは、充電回数400回 又は製造年月から2年以内の交換をお勧めします。

鉛バッテリを長持ちさせるには、しっかりとした充電管理が必要です。

注意点は下記の通りです。

(1)残量表示が「要充電」となったら、早目に充電する。
(2)充電は「終了」表示がされるまで充電する。


外国製の電動車椅子

外国のものは、利用者のニーズに合わせてカスタマイズし易いのが特徴です。性能にもよりますが、いろいろと細かい設定ができるようになっています。

こうした運転する人の状態に合わせて設定できるという外車の利便性は見逃せないポイントです。

通常、付属の専用端末を使い、誰でも簡単に調整や変更が可能です。

そういったことを背景に、最近では外国の電動車椅子に乗る人が増えてきています。

例えば、手がふるえる人の場合など、普通の電動車椅子では、その震えを感知してしまい、車椅子も震えながら進んでしまいます。

それが上記のような「外車」ならプログラムを変更することで、手のふるえを解析し、運転手がどちらに進みたいと思っているかを自動的に判断してくれます。

今まで手のふるえなどが原因で乗ることをためらっていた人にも快適に使っていただくことができるのです。

電動車椅子の選び方を学ぼう!


電動車椅子を選ぶポイントを知っておこう!

一昔前までは、電動車椅子も種類が限られていたので、選ぶといっても、それほど選択肢はありませんでした。

しかし、現在では身体を電動車椅子に合わせるのではなく、自分の身体に合った電動車椅子を選べる時代になっています。

初めて、電動車椅子を購入する人にとっては、どの商品を選べばいいのか、なかなか難しいものです。

商品知識もまだまだ広く知られていないのが現状ですから、失敗しないためにも下記のポイントをきちんと押えておきましょう。

1)乗り心地

まずは乗り心地のよさを体感してください。地面の凹凸や段差などからくる衝撃は思っているよりも身体にダメージを与えてしまいます。

そのことを避けるためにも、地面からの衝撃を吸収しやすいサスペンションの効いた車両を選択しましょう。

2)操作性

次は、操作性のよさです。電動車椅子は動力で動くものですから事故には細心の注意を払わねばなりません。

そういう意味では操作性のよさが大切なポイントとなります。

利用者の体力や操作能力に合った機種を選ぶことが大切です。

3)身体に合ったサイズのものを選ぶ

自分の身体合っているか確かめましょう。

地上から座席までが高すぎたり、座面が広すぎたりすると、乗り降りが困難になったり、乗車している時の安定感が悪くなったりします。

最初からメーカーや機種を決めてしまうのではなく、身体に負担のない範囲で出来るだけ多く試乗したいものです。

4)モーターとバッテリー

最後に、機械的なことも確認しておきましょう。利用する地域の特性によっては馬力やバッテリーの容量を考慮しなければならいな時もあります。

走行距離や時間が長くなる方や、段差や坂が多い地域ではそれなりの性能が必要になると思ってください。


他にも、個人の状況に合わせてチェックするポイントはあると思いますが、利用される方のニーズに合った電動車椅子を見つけてください。

電動車椅子の操作と設定方法


電動車椅子の操作と設定

メーカーのページ価格のページにも書きましたが、電動車椅子の性能

や価格はさまざまで、初めての購入のときには、どれがいいのかを選ぶのは難しいものです。

操作方法の指導やメンテナンスなどもしっかりしてくれる業者を探すことが大切ですね。

操作に関しては、ゲームのジョイスティックと同じようなものを動かして行います。

そしてそのジョイスティックを動かす角度によって速度が調整できるようになっています。

ジョイスティックから手を離すと、すぐに止まるようになっているので、そういう意味からすると安全に操作できる仕組みと言えます。


●まずは、発進、停止に関する設定から説明します。

停止している状態から、フルレバーで最高速度になるまでの時間を設定することは非常に大切です。

この設定により、乗っているときにかかる身体への負担が大きく違ってきます。また、安全面にも影響してきます。

逆に手が急にレバーから放れたときにも、急停車して体のバランスが崩れないように設定することができますので、

こうした初期設定は、充分に確認したうえで行ってください。


●そして、次はモーターの設定です。

電動車椅子は左右に一つずつ付いたモーターで動いています。

このモーターを設定することで、坂道用にしたり、平な道用にしたりと調節が可能です。

このような様々な調整により、個々のニーズにあった乗り心地のよい状態にすることができるのです。

電動車椅子のメーカーリスト


電動車椅子のメーカー

日本国内で電動車いすの2大メーカーといえばやはり、スズキと今仙ですね。自動車やバイクで知られるスズキは、国内シェア1位を誇る企業です。電動車椅子の本体と充電器を一体化し、デザイン性にも優れていることから人気を得ています。

下記に、主な日本の電動車椅子メーカーをあげておきますので、参考にしてください。

あい・あーる・けあ株式会社
お問い合わせ窓口
ホームページ:http://www.ircare.co.jp/ 
住所 〒125-0032 東京都葛飾区水元2-21-2
TEL 03-5660-7701 FAX 03-5660-7703

アイシン精機株式会社
お問い合わせ窓口 キープエイブル部
ホームページ:http://www.keepable.net/ 
住所 〒448-8650 愛知県刈谷市朝日町2-1
TEL 0566-24-8882 FAX 0566-24-8995

カナヤママシナリー株式会社
お問い合わせ窓口 福祉機器事業部
ホームページ:http://www.lappo.com/ 
住所 〒938-0801 富山県黒部市荻生388-1
TEL 0765-57-3888 FAX 0765-57-3266

株式会社アテックス
お問い合わせ窓口 営業部
ホームページ:http://www.atexnet.co.jp/ 
住所 〒791-8524 愛媛県松山市衣山1-2-5
TEL 089-924-7162 FAX 089-925-0771

株式会社アルケアコーポレーション
お問い合わせ窓口 営業課
ホームページ:http://www.alcarecorp.co.jp/ 
住所 〒270-0145 千葉県流山市名都借996番地
TEL 04-7140-0017 FAX 04-7140-0018

株式会社アルバジャパン
お問い合わせ窓口 営業部
ホームページ:http://www.alber.jp/ 
住所 〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-7-10 ビルドT9ビル
TEL 03-3984-1345 FAX 03-3984-1344

株式会社今仙技術研究所
お問い合わせ窓口 営業部
ホームページ:http://www.imasengiken.co.jp/ 
住所 〒484-0083 愛知県犬山市大字犬山字東古券419
TEL 0568-62-8221 FAX 0568-61-3752

ナブコシステム株式会社
お問い合わせ窓口 福祉機器本部
ホームページ:http://www.nabcosystem.co.jp/index.html
住所 〒651-2271 東京都港区虎ノ門1-22-15
TEL 03-3591-6411FAX 03-3591-6415

株式会社松永製作所
お問い合わせ窓口 営業部
ホームページ:http://www.matsunaga-w.co.jp/ 
住所 〒503-1272 岐阜県養老郡養老町大場484
TEL 0584-35-1180 FAX 0584-35-1270

株式会社ミキ
お問い合わせ窓口
ホームページ:http://www.kurumaisu-miki.co.jp/ 
住所 〒457-0863 愛知県名古屋市南区豊3-38-10
TEL 052-694-0333 FAX 052-694-0800

スズキ株式会社
お問い合わせ窓口 スズキ(株)お客様相談室 
ホームページ:http://www.suzuki.co.jp/welfare/ 
住所 〒432-8611 静岡県浜松市高塚町300
TEL 0120-402-253

福伸電機株式会社
お問い合わせ窓口
ホームページ:http://www.felco.co.jp/ 
住所 〒679-2288 兵庫県神崎郡福崎町福田447-1
TEL 0790-23-0812 FAX 0790-23-0508

ペルモビール株式会社
お問い合わせ窓口 営業
ホームページ:http://www.permobil.co.jp/ 
住所 〒107-0052 東京都港区赤坂6-6-15赤坂ウィングビル1F
TEL 03-3560-3678 FAX 03-3560-3679

ヤマハ発動機株式会社
お問い合わせ窓口 
住所 静岡県磐田市新貝2500
ヤマハ発動機 JWビジネス部
フリーダイヤル 0120-808208

電動車椅子の補助金制度とは


電動車椅子の補助金制度


電動車椅子の価格のページにも書きましたが、購入しようとすると結構な値段がします。

そこで、補助金が出るのであれば、ほんとうにありがたいですね。

電動車椅子の場合、介護に必要なものであると認められれば自治体から

購入の際に補助金が出る制度があります。


補助金の内容や金額は、自治体や介護のレベルによって異なってきますが、

最高で10万円程度は出るようです。

補助金の制度のおかげで、電動車いすを利用している人を見かける機会も増えてきました。

それに、電動車椅子は福祉機器であるため、本体について消費税は課せられません。


スポーツなどに特化した車椅子は対象外ですが、いくつかの助成制度もあります。

主な助成制度は下記のようのものになります。


●障害者自立支援法による補装具費の支給。

●労働災害による給付事業。

●介護保険法による福祉用具レンタル制度。


こうした、補助金は今後ますます増えていくことが予想されます。

詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。

電動車椅子を購入するときには


電動車椅子の購入(販売)


電動車椅子の購入を考えたときに、いったいどこで販売しているのだろうという疑問が浮かんできます。

車やバイクとは違って、街中でもあまり販売店などもみかけないのではないでしょうか。

いざ、必要になったときに、自治体や病院、施設などに相談をして購入するケースが多いようです。


現在では、様々な会社が電動車椅子を製造、販売しています。

介護用品を販売しているお店で購入することができますが、

最近ではデパートや百貨店の中に出店しているメーカーもあります。

また、手軽にインターネットで購入することもできます。


インターネットの場合には、中間マージンを挟まず、直で販売してるところもありますので、

比較的、価格も手ごろな物が販売されています。

ただ、身体の一部として使用していくものなので、利用する人の身体に合った電動車椅子を選ぶことが重要なポイントとなります。


できることなら、実際に試乗してみて、使いやすさや乗り心地の良さを確かめてから購入したほうがいいですね。

まずは、専門店などで、実際にいろいろなものに試乗してみてから、

気に入ったものをネットで価格を調べ、自分にとって一番良い方法で購入するのがいいですね。

電動車椅子のレンタル基本情報


電動車椅子のレンタル

電動車椅子や電動カートは介護製品ですから、介護認定を受けた人(介護が必要な高齢者や障害者の方)なら、介護保険制度により、月々のレンタル料が1割負担(月額数千円程度)で使用できます。

各自治体によっても若干差があるようなので、市町村の介護窓口や電動車椅子の販売店などに相談してみてください。


●介護保険制度とは

40歳以上の人なら全員が被保険者(保険加入者)になっていて、毎月介護保険料を支払っており、介護が必要と認定された場合にはその費用額の一部(1割の負担額)を支払ってサービスを利用できる制度のことです。

介護保険の対象となる人は、

①65歳以上の人であること(第1号被保険者)

②40歳から64歳以下で医療保険に加入している人(第2号被保険者)

介護保険制度は、申請をしなければ認められません。いくら待っていてもお役所の方から申請のお勧めは一切してくれません。

なので、まだ介護保険の申請を済ませていない場合は、電動車椅子をレンタルする前に一度ケアマネージャーさんなどに相談してみるといいですね。

車種については、レンタル業者によっても扱う電動車椅子のメーカーが違うと思いますが、ヤマハやスズキというメーカーが有名です。


●電動車椅子 レンタルのメリット

電動車椅子をレンタルすると、いろいろなメリットがります。そのメリットはもちろん、各人の環境や状況によっても異なるとは思いますが、ここで一般的なものをあげておきます。


1、費用負担が軽い
レンタルの場合は通常、2000円から3000円くらいで電動車椅子を選ぶことが出来ます。


2、いつでも返却することが出来る
もし購入した場合、必要のなくなったときに、処分は自己責任となってしまいます。レンタルの場合は必要がなくなった時点でいつでも返却することができます。


3、万一故障しても無料交換
古くなったり故障した場合でも、無料で交換してもらえます。購入の場合はそれを自分で修理することになるので、直るまで使えなくなってしまいます。おそらく代車も貸してはもらえると思いますが、ケースバイケースですね。


4、自分に合わない場合は機種変更が出来る
借りてみて、身体に合わない場合など、機種の変更ができます。これも購入したのあれば交換してもらうという訳にはいきません。レンタルであれば操作性が合わないなどの理由でも交換してもらうことが可能です。


5、メンテナンスが不要
電動車椅子も機械ですから定期的なメンテナンスが必要です。安全面を考えると、メンテはとっても大切なことです。特にバッテリーは心臓部にあたりますのできちんと充電されているかの確認や、消耗品の寿命がきていないかなどを管理しなければなりません。レンタルであれば、業者さんがしっかりと定期的に管理をしてくれますので安心です。

電動車椅子のサイズを知ろう!


電動車椅子のサイズ


電動車椅子のサイズと重量ですが、メーカーによって多少異なります。

電動車椅子は、後輪2輪が大きく、前輪2輪が小さいタイヤで構成されているものが一般的です。

しかし、その他にも、前輪・後輪とも同サイズの後輪2輪・前輪1輪の3輪のタイヤから構成される電動3輪車があります。

また、前後2輪づつの4輪ののタイヤから構成される電動4輪車があります。

以下の数値は、一般的なサイズの目安ですので、参考にしてみてください。

● 巾:56~66㎝

● 長さ:95~110㎝

● 高さ:85~90㎝

● 重量:100kg前後


使用材料はアルミ軽合金が多いです。


電動車椅子は通常の車椅子に比べると、バッテリーやモーターが付いている分どうしてもサイズが大きくなってしまいます。

購入をお考えての方は、しっかりとサイズを測り、自宅でも使いがってがよいか確認したほうがいいですね。

また、自分の身体に合ったサイズのものを選ばないと、

姿勢に無理が生じるなどして、帰って身体を痛めることにもなりかねません。

まずは、試乗してみて、自分の身体に合っているか、

自宅や利用する場所でのサイズに問題はないか等、確認する必要がありますね。

電動車椅子の種類いろいろ


電動車椅子の種類


電動車椅子とはのページにも書きましたが、一般的には、ジョイスティックを操作して運転するものが電動車椅子です。

その他にも介助用のものや、ハンドルの付いた3輪や4輪のいわゆるシニアカーや電動カートと言われるものもあります。

このように電動車椅子の種類もいろいろとありますが、現在のところ、身体障害者福祉法では、下記のように4つに分類されています。


●普通型

●手動切替式A (電動型とほぼ同じです)
 手動切替式B (アシスト型・少ない筋力で手動式と同じ操作が可能)

●電動三輪・四輪

●リクライニング型

この他にも昇降型と言って昇降機能付がついたものもあります。

一般的に電動車椅子は、歩行者と同じ目線にするためと、駆動系の装置が付いているこで、普通の車椅子よりも座席が高く設計されています。

電動車椅子は、バッテリーから供給される電力で動くため道路交通法に従う義務があります。

電動車椅子とはのページにも書きましたが、時速6km未満で走行している場合は歩行者として扱われます。

ただ、外国製の電動車椅子のように時速10kmを超える性能があるもので、10kmを超えるスピードで走行すると車両扱いになってしまいます。

実際、電動車椅子の普及に伴なっていろいろな事故が起こっているのも事実です。

電動車椅子を操作する場合には十分な注意が必要です。

電動車椅子の外装

最近では自分の個性や趣味に合わせて選択できる範囲が広がってきました。

例えばフレームの色、座席の高さや幅、背もたれの調節具合などを選ぶことが出来ます。

またスポーツ専用車も登場してきています。メーカーもーも複数社ありますし、それぞれのメーカーごとにいろいろなタイプがあります。




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