でも種類が多くて「どれを選べばいいの?」と迷う方も多いはず。
今回は、 本人が使いやすく、介助する家族にも優しいポイント をまとめました。
1. 利用シーンをイメージしようまずは「どこで使うか」を考えるのが大事です。
●室内中心 → 小回りが効くコンパクトタイプ
●外出中心 → バッテリー長持ち&安定走行タイプ
●旅行や車移動あり → 折りたたみやすい軽量タイプ
家族の立場では、「車に積めるか」「家の収納スペースに収まるか」もチェックしておきましょう。
2. 重さと収納性電動車いすはバッテリーがある分、どうしても重くなります。
家族が介助する場合は特に「持ち上げやすさ」を確認することが安心です。
軽量タイプ(15〜25kg):一人で持ち上げやすい
標準タイプ(30〜40kg):車への積み込みは2人推奨
ハイパワータイプ(50kg以上):常設利用向き、外出は家族と一緒に折りたたみやすいか、分解できるかも要チェックです。
3. バッテリー性能「1回の充電でどれくらい走れるか」は外出の安心感に直結します。
10km程度 → 近所への買い物や散歩に十分
15〜20km → 外出が多い方に安心
20km以上 → 旅行や観光にも対応介助する家族目線では、充電のしやすさ(家のコンセントや持ち運び充電器など)も重要です。
4. 操作性と安全性初めて使う本人も、介助する家族も、操作しやすさは大事です。
ジョイスティックの感度:軽すぎるとフラつき、重すぎると疲れる
坂道や段差の安定性:モーターのパワーや段差クリア性能をチェック
介助モード:後ろから押すときに使いやすい機能があるか家族が押す場合も、操作が直感的で負担が少ない機種が安心です。
5. 予算とサポート体制電動車いすは価格の幅が広く、サポート体制もメーカーによって異なります。
レンタル:月1万円前後〜
購入:10万円〜50万円以上
自治体の助成金や介護保険が使える場合もあります。
また、故障時の対応が早い販売店や、バッテリー交換や部品補充が簡単にできるかも事前に確認しましょう。
まとめ
電動車いす選びは、本人が快適に使えるか家族が無理なく介助できるかこの両方を意識することが大切です。
重さ・バッテリー・操作性・収納・予算をしっかり比較して、家族みんなが安心できる1台を見つけましょう!