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電動車椅子安全普及協会


電動車椅子安全普及協会の目的と事業とは

電動車椅子安全普及協会の目的は、会員相互の協力によって

身体障害者用や高齢者用の電動車いすの安全で健全な利用を促進し、

電動車椅子を普及させて、道路交通を円滑で安全にすることのようです。

電動車椅子安全普及協会では、上の目的を達成するためにさまざまな事業を行っています。

例えば、電動車いすの安全かつ健全な利用方法の普及を促したり、

それに必要な調査研究をしたり、関係官庁の行う電動車いすの安全かつ

健全な普及に関する活動に対する協力するなどです。

その他には、関係官庁や関係団体の行う交通安全活動に対する協力をしたり、

会員相互の親睦を深めたりもしています。

また、電動車いすの安全指導を推進するために、電動車いす安全利用

セミナーへの協力をしたり、タウンモビリティ・ショップモビリティへの協力

を行ったり企業活動での安全指導の実施を行ったりしています。

行政機関や関係団体との連携活動では、電動車いす型式認定取得業務

を請け負い、また警察庁の電動車いす安全利用指導モデル事業への

協力や各都道府県警の電動車いす安全指導取り組みにも力を入れています。

更に、電動車いすの日本工業規格(JIS)改訂作業への援助も行っています。

主な会員は、スズキやクボタ、トヨタと言った電動車椅子の製造メーカーです。

電動車椅子・事故の現状と対策


電動車椅子での事故を防ぐための注意点を知っておこう!

一般の歩行者と同様に電動車いすを利用する人についても、道路を横断中に事故に遭われる方が多くなっています。

特に、亡くなった方のうち7割以上が道路横断中に事故に遭っています。

そうした方々は「買物」や「訪問」や「散歩」等を目的にして電動車椅子を利用したいた際に事故に遭われる方が多いのです。

その他にも、路肩の用水路に転落したり、川に転落したりして亡くなっている方もいらっしゃいます。

また、歩道ではなく車道を走っていて車に追突されたり、トンネルの中での追突事故も報告されています。

更に下り坂でのブレーキの故障による事故も起きています。

ここでは、こうした事故を防ぐために気を付けないといけない点をいくつかあげておきますので、参考にしてください。

電動車椅子運転の注意点

●道路が渋滞しているときは、脇をすり抜けてくるバイクなどにも注意しましょう。

●斜めに道路を横断すると移動距離が伸び、自動車と衝突する危険が大きくなります。

●明るい色の服を着たり、ライトを付けたり、反射材を使うなどの工夫をしましょう。

●バックミラーが付いた機種もありますが、首をまわし、目視で確認しましょう。

●踏切内は、脱輪や転倒など危険がたくさん潜んでいます。どんな時も必ず安全確認をしましょう。

●溝や用水路のそばを走行するときは、道路から必要な間隔をあけましょう。

●移動中は、前方をよく見て、凹凸、傾斜地、溝、段差などに注意してください。

●スピードが速いと感じたら、最高速度を低く設定できるものもありますので、利用しましょう。

●眠気を感じたり、体調のすぐれないときには、外出を控えましょう。

●電動車いすでは歩道を通りましょう。歩道のないところでは、道路右側を通行してください。

●自動車のほうから避けてくれると思い込むのは危険です。

●夜間、暗い道では、特に回りに気をくばり慎重に運転しましょう。

●道路を横断するときは、左右をよく確認しましょう。