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電動車椅子のバッテリーについて

 電動車椅子のバッテリーは、車椅子の動力源として非常に重要です。ここでは、電動車椅子のバッテリーに関する基本的な情報を提供します。 1,種類:鉛酸バッテリー(AGM、ジェル): 伝統的なタイプで、比較的安価ですが、重いことが欠点です。 リチウムイオンバッテリー: 近年では、軽量で高いエネルギー密度を持つリチウムイオンバッテリーが一般的になっています。これは、車椅子の軽量化や駆動距離の向上に寄与しています。 2,駆動距離:バッテリーの容量や車椅子の効率によって異なります。リチウムイオンバッテリーは、同じ容量でも鉛酸バッテリーよりも軽量で、より大きなエネルギーを提供できることがあります。 3,充電時間:バッテリーの充電時間は、バッテリーの種類や充電器の性能によって異なります。一般的に、リチウムイオンバッテリーは短い充電時間が可能です。 4,充放電サイクル:リチウムイオンバッテリーは、多くの場合、鉛酸バッテリーに比べて長寿命で、充放電サイクルが多い傾向があります。 5,保守:バッテリーの保守は重要です。定期的な充電と適切な取り扱いが、バッテリーの寿命を延ばすのに役立ちます。 6,安全性:リチウムイオンバッテリーは一般的に鉛酸バッテリーよりも高価ですが、火災や爆発のリスクが低いとされています。 ユーザーは、電動車椅子のバッテリーの性能や保守に関する指示に従い、定期的な点検と保守を行うことが重要です。 また、製造メーカーのガイドラインに従い、適切な充電器を使用することも重要です。 バッテリーの寿命や性能は、正しい取り扱いと適切な保守によって大きく影響されます。 長く使うものですから、バッテリーの特質を知り、安全にご使用くださいね。

電動車椅子の部位と名称


電動車椅子の部位名称とその役割を知っておこう!

基本的には車椅子にモーターがついた仕組みのものが電動車椅子です。

普通の車椅子は、

介助者が持つハンドル、介助ブレーキ、車椅子を操作するためのハンドリム、介助者が段差などを走行させる際に前輪を上げることができるティッピングレバー、後輪、前輪(キャスター)、背シート(バックレスト)、ひじ掛け(アームレスト)、サイドガード、停止中に走り出さないためのブレーキ、足が後ろに落ちないためのレッグレスト、足を乗せるフットレスト、安全ベルト、座シート、

から成り立っています。

上記のもの以外に電動車椅子には下記のような部位が付加されています。

1、コントローラー

一般的には肘かけの先に取り付けてあります。

主電源や速度の切り換えスイッチのほか、方向を変えるためのジョイスティック・レバー等がついています。

ジョイスティックのレバーは、通常棒状のもので、手を使って操作しますが、手がうまく使えない人のために、違った形のものもあります。

また、手が使えない人のあために、あごを使って操作することができるものもあります。

2、クラッチレバー

クラッチレバーは解除すると、介助者が押して車いすを移動することができるようにするものです。

3、バッテリー

バッテリーも最近は小型軽量化が進んでいます。

バッテリーと言うと、液の補充等のメンテナンスを思い浮かべますが、液の補充が不要なシールドバッテリーもあります。

バッテリーに関する詳しい情報は、こちらのページをごらんください。

4、充電器

充電器が内蔵されたタイプなら、家庭のコンセントにプラグを差し込むだけで充電ができるので簡単です。

その他には、小型バッテリー式で充電器が別になっているタイプもあります。

この場合は、2つのバッテリーを交換して利用することも可能です。

電動車椅子のバッテリー


電動車椅子のバッテリーについて

普通型の電動車椅子は、通常シートの下に大容量のバッテリーと電気モーターを内蔵し、小径で幅の広いタイヤ・キャスターが付いています。

電動車椅子と言えば、数年前までは液式のバッテリーが主流でしたが、

現在はシールドバッテリーが標準になっています。

シールドバッテリーは密閉式なのでバッテリー液が減ることはなく、

寿命に達するまで液の補充をするなどのメンテナンスは必要ないので取り扱いに便利です。

一般のシールドバッテリーは1時間程度の急速充電が可能なので、急いでいるときにも便利なのです。

液式のバッテリー液の補充をする場合には、容量を間違わないように気をつけましょう。

容量を超えて補水してしまうと、注入口よりバッテリー液が漏れてしまい、

腐食を招いて故障の原因ともなりかねません。

場合によっては配線がショートし火災を引き起こす事もあるようです。

電動カートや電動車椅子、その他電気装置などに使用するバッテリーは、

充電器で充電してから放電して空になるまで使います。

このような使用方法をディープサイクルと言い、それに適したバッテリーをディープサイクル・バッテリーと言います。

普通の車に搭載されているバッテリーの場合、

エンジンをスタートした後は発電器から常に充電されていて、

バッテリーが上がったりした場合以外では、バッテリーが放電しきってしまうことはありません。

一般的に知られているディープサイクルバッテリー(12V)として、

GSユアサや古河電池のEBシリーズがあります。

その他、ドライバッテリーのオプティマイエロートップ、ディープサイクル特性を持つAGMタイプのオデッセイ、密閉型タイプのAC Delcoボイジャー、コンコルド、G&Yuなどがあります。

こうしたディープサイクルバッテリーは消耗品扱いで定期的な交換が推奨されてます。

一般的な12Vタイプのディープサイクルバッテリーなら、

使用環境にもよりますが、2年以内~4年毎に交換されているケースが多いようです。

電動車椅子ってなんだろう?


電動車椅子とは


電気モーターの付いた車椅子を一般に電動車椅子と言います。

基本的には、ジョイスティックを操作し動かすことが出来ます。

障害によってはチン(あご)コントロールや、足部で行うこともあります。

この他にも、呼気や頭部など、可動部位があれば制御できるものもあります。


電動車椅子は1968年に開発されたもので、それほど歴史があるわけではありません。

しかしながらその研究・開発には目を見張るものがあります。現在では様々なメーカーからあらゆる種類の電動車椅子が売り出されています。


こうした電動車椅子の発達のお陰で、たくさんのお年寄りや身体障害者の行動範囲が広くなりました。

人に頼らず自分の意思で移動し、いろいろな所に行けるので、長時間の外出も可能になりました。


日本の道路交通法では6km/hを超える速度を出せないものは、歩行者として扱われます。

電動車椅子もこの範囲に入るよう設計されているため「身体障害者用の椅子」と位置づけされており公道を利用することができるのです。


しかし道路や人の多く集まる場所などでは電動車椅子を使用する側も、しない側も注意が必要です。

人間ですから操作をミスすることもあれば、不注意がもとでケガをしてしまうこともあります。

走行する側は充分な注意を払い、一般の人は無関心にならず、見守る心を持ち、安全で楽しく電動車椅子を走行できるようお互いが協力し合うことが大切です。