脳波で動く電動車椅子


考えただけで動く電動車椅子!

理研BSI-トヨタ連携センターの開発した非侵襲BMI連携ユニットは、

信号処理技術を駆使して、125ミリ秒という短時間に脳波を解析し、

前進、右・左の信号を抽出することに成功しました。

このユニットは車いすを足、右手左手を動かすイメージで制御します。

開発されたシステムは、電極を頭皮・毛髪の上から接触する脳波計を使って信号を捕えるので、外科手術は不要です。

さらに、システムが解析した脳波の解析結果をその場で確認できるため、

人間の意思とシステムのすり合わせをリアルタイムで行うことができます。

つまり、システムとコミュニケーションをとる“こつ”を、容易かつ効率的に習得できます。

電動車椅子にこのシステムを搭載し、脳波解析を検証したところ、

前進、左右旋回の3方向を95%の信頼度で制御することに成功したそうです。

また、これとは別に長岡技術科学大学工学部の中川匡弘教授らは、

人間の脳波を用いて電動車いすを動かすことに成功しました。

人間の「怒り」や「喜び」といった感情などを定量化できる独自の手法を用い脳波を解析、制御信号に変換して、車いすを動かすそうです。

事前に、被験者に「怒り」や「喜び」といった感情などを想起してもらい、その時の脳波のデータを取るそうです。

データ採取にかかる時間は一つの想起につき30秒ほどだそうです。

車いすの制御では、「怒り」だったら前進、「喜び」だったら停止というように、各感情に対応する車いすの動きをあらかじめ設定しておくそうです。

被験者の頭部に、16の電極を取り付け、車いすに乗ってもらい、

そこで感情を想起してもらい脳波を計測し解析します。

事前に採取したデータと照らし合わせどの感情かを識別し、車いす側に制御信号を送ります。

電動車椅子の部位と名称


電動車椅子の部位名称とその役割を知っておこう!

基本的には車椅子にモーターがついた仕組みのものが電動車椅子です。

普通の車椅子は、

介助者が持つハンドル、介助ブレーキ、車椅子を操作するためのハンドリム、介助者が段差などを走行させる際に前輪を上げることができるティッピングレバー、後輪、前輪(キャスター)、背シート(バックレスト)、ひじ掛け(アームレスト)、サイドガード、停止中に走り出さないためのブレーキ、足が後ろに落ちないためのレッグレスト、足を乗せるフットレスト、安全ベルト、座シート、

から成り立っています。

上記のもの以外に電動車椅子には下記のような部位が付加されています。

1、コントローラー

一般的には肘かけの先に取り付けてあります。

主電源や速度の切り換えスイッチのほか、方向を変えるためのジョイスティック・レバー等がついています。

ジョイスティックのレバーは、通常棒状のもので、手を使って操作しますが、手がうまく使えない人のために、違った形のものもあります。

また、手が使えない人のあために、あごを使って操作することができるものもあります。

2、クラッチレバー

クラッチレバーは解除すると、介助者が押して車いすを移動することができるようにするものです。

3、バッテリー

バッテリーも最近は小型軽量化が進んでいます。

バッテリーと言うと、液の補充等のメンテナンスを思い浮かべますが、液の補充が不要なシールドバッテリーもあります。

バッテリーに関する詳しい情報は、こちらのページをごらんください。

4、充電器

充電器が内蔵されたタイプなら、家庭のコンセントにプラグを差し込むだけで充電ができるので簡単です。

その他には、小型バッテリー式で充電器が別になっているタイプもあります。

この場合は、2つのバッテリーを交換して利用することも可能です。

電動車椅子でのダンス


電動車椅子でダンスを踊ろう!

車椅子でのダンスは、レクレーションというだけでなく、社交ダンス、フォークダンスなどさまざまな種類のダンスを通じて社会活動に参加できることが目的で行われています。

もちろんリハビリとしての意味合いも多く含まれています。

上半身の動きから生まれるダンス特有のボディアクションは、内臓を動かすことにつながります。

これは残存機能を高めるための優れた方法だそうです。

また、ダンスは様々なリズムや音調を感じ取り、感情の動きや高まりをボディを使って表現します。

この感情から発する動きも身体の深部に作用するそうです。

このように上半身の残存機能をフルに動かすダンスは、リハビリテーションとしても高い効果を上げているのですね。

また、車椅子ダンスは、車椅子を利用している人と健常者が手を取り合い、社交ダンス、車椅子ダンス、電動車椅子ダンス、フォークダンス等を通じて丈夫な身体を作り、障害者の多くの仲間に素晴らしいダンスの楽しさと生き甲斐を広げることにも役立っています。

車椅子ダンスの歴史を見てみると、もともとは、1950年代後半に英国で誕生しました。

当初は車いす使用者同士で踊るデュオスタイルが中心だったようです。

後に車いす使用者と立位のパートナーが一緒に踊るコンビスタイルが考案され、各国に普及しました。

国際大会では、スタンダード部門及びラテン部門(各5種目)ごとに競われています。

2006年10月にはパペンダル(オランダ)で第4回世界車いすダンススポーツ選手権大会が行われました。

このほかにも創作ダンス、ジャズダンス、新体操などがあります。

日本では、1991年四本信子氏がドイツ、オランダで車椅子ダンスを学び、現在は日本車椅子ダンス・スポーツ連盟として活動を広げています。

これから車椅子ダンスを始めたいと思う方は、日本車いすダンススポーツ連盟や車椅子レクダンス普及会(矢車草)等の団体のホームページに各地域の支部等が案内されています。

車椅子ダンスは、年齢・性別は問いませんので、幅広い方が参加されています。

最近では、電動車椅子で大会に参加している人も増えてきました。

ペルモビールの電動車椅子


スエーデンの電動車椅子・ペルモビール

ペルモビール社はスウェーデンの障害者福祉に長きに渡り貢献している会社です。

ぺルモビールの製品は、駆動部分とシートを利用者それぞれの要望に合わせて組み合わせることができます。

これまでの電動車椅子に対する常識を覆す素晴らしいデザインと、用途、目的にあわせたシャシーを組み合わせることで利用者一人ひとりにあった製品を作り上げてくれます。

プロリハブシリーズはリハビリのプロも唸らせるコルプスシートや、電動で立ち上がることが出来るVSシートなど、様々な組み合わせが可能です。


プロリハブシリーズのラインアップ:

1、C300コルプス

コンパクトなボディーに先進のシーティング C300のシャシーに20年以上に渡るノウハウがつぎ込まれたコルプスシートの融合したのが「C300コルプス」です。

コルプスシートは人間工学に基いたプロも唸るシーティングを実現しています。

様々な人の体型に対応できるように随所に工夫を凝らしたシートで屋内外での極上の乗り心地が体感できます。

2、C300PS

公費対応の定番モデル

C300PSは2006年に販売がスタートした「公費対応モデル」の第一弾です。

製品コンセプト「ペルモビールの品質を守りながら「補装具の支給制度」を利用していただきやすいように」をもとに開発が行われた製品です。

電動車椅子販売代理店が、シーティングに必要となる完成用部品や削りだした座位保持を載せたりという作業をなるべく簡単に出来るように設計されています。

前輪駆動を含む、ペルモビールの滑らかな乗り心地が反映されています。

3、C400コルプス

最高のコンビネーション!

C400は上位モデルであるC500の走破性を備えつつ、C300並みの最小回転半径を実現したモデルです。

屋内での取り回しを考慮しながらも屋外での走破性はC300をしのぎ、快適かつ余裕の走りが体感できます。

また、立位で移動することが可能なVSシートも組み合わせることが可能です。


その他のラインアップ:

1、C300TS

精巧でシンプル

スウェーデンの本社と共に実現した廉価モデルがC300TSです。

座面、背面共に「張り調整式」で、アームレスト、座面の奥行きや座幅も自在に調節可能です。

「乗る人に無理を強いない」という思想を日本の制度の中で実現するためにスウェーデンのエンジニアと知恵を絞った一台だそうです。

C300PSのように座位保持を載せなくてもある程度座位が保てる人や「足腰が衰えてきたのでそろそろ自転車に変る移動手段が欲しい」というアクティブシニア向けの製品です。

2、C350TS

より快適なストリートコミューター

「ペルモビールは乗ってみたいけど後輪駆動に慣れているから・・・」ということであきらめていたという人に、ペルモビール開発陣が腕によりをかけて開発したシャシーがC350です。

この後輪駆動のシャシーにエントリーモデルとしてTSシートを搭載して開発されたC350TSです。

公費対応モデルとして2009年日本で走り出しました。

福伸電機の電動車椅子


福伸電機は電動カートで決まり!


福伸電機は電動車椅子というより、電動カートを製造しています。

主なラインアプは下記の3機種です。

1、SPX-4500

こちらは4輪デラックスモデルです。
20Lのフロントバスケットで、様々な荷物を入れることができます。

直径約32cmの大型タイヤで走破性能などの走行性も抜群です。
エアー入りタイヤの選択もでき、上質な乗り心地を実現できます。

巻き取り式充電コードは取り出しやすいシート下に装備されています。
4輪サスペンションにより乗り心地も快適です。

スライドシートは、左右45度、90度の2段階の位置に回転、前後方向に30mm調節可能です。

メンテナンスのブラシ交換不要な、600W高出力ブラシレスモーターが採用されています。

2、spx-4300N

従来の電動カートよりひとまわり小さく、小回りが利き、狭い道も快適に走行できます。

エレベーターにも入れる大きさで、「手軽さ」「省スペース」にこだわったモデルです。

アクセルガードが誤動作防止をしてくれるので、事故の防止になります。
フロント上部と両サイド足下にも反射ラベルが配置されていて、被視認性も向上しています。

後方の反射器もよく目立つように配置されていて、遠くの車からもしっかり見えます。

 タイヤはノーパンクタイヤが使用されているのでトラブルにも強いです。
小回り全幅は590mm、全長1110mmのコンパクトボディで、旋回半径1250mmの小回り性能を実現しています。

 4輪サスペンションにより乗り心地もよいです。
巻き取り式充電コード取り出しやすいシート下に装備されています。
スライドシートは左右90度の位置に回転、前後方向に30mm調節可能です。

3、ウィンディア

この機種は従来の電動カートのイメージから脱却した活動的でおしゃれなデザインがポイントです。

「デザイン性」「走行性」にこだわった最高級モデルです。

常時点滅のハイマウントランプが取り付けられているので、後方からの被視認性が向上しています。

後方反射器よく目立つように配置されているので、遠くの車からもしっかり見えます。

自転車やバイク感覚のブレーキレバーにより、緊急時の停止をスムーズに行なえます。

フロント上部と両サイド足下にも反射ラベルが配置されていて、被視認性が向上しています。

直径約36cmの大型タイヤで直進安定性、走破性などの走行性の向上に加え、クッション性が上がり上質な乗り心地です。

ハンドル下からラクに充電コードを取り出すことができます。
4輪サスペンションにより乗り心地も快適です。

メンテナンスのブラシ交換不要な、600W高出力ブラシレスモーターが採用されています。

松永製作所の電動車椅子


種類の多いラインアップがポイント。

松永製作所は様々な種類の車椅子を製造しています。

電動車椅子においても自走型や介助型はもちろん電動カートにモーターチェアシリーズも展開しています。

主なラインアップを記載しておきますので、参考までにご覧ください。

JWシリーズ

●自走型車椅子用電動ユニット

電磁ブレーキ標準装備です。サイズは20、22、24インチから選べます。
最高速度は6.0kmですが、こrは特別仕様で、使用するにあたり制限があります。

●背折りたたみタイプ(アルミ)

ニッケル水素バッテリーです、介助操作部はありません。
オプションで屋外用キャスターやリチウムイオンバッテリー付きもできます。

●自走型車椅子用電動補助ユニット

ハンドリムを握れるタイプとそうでないタイプが選べます。
ステンレスハンドリムは両手で操作できない人は片手で直進が可能です。操舵方向転換は建側の足で行います。サイズは22と24インチがあります。

●介助型車椅子用電動ユニット

●ティルト&リクライニングタイプ

ティルト&リクライニングタイプ機能付きのジョイスティック操作の電動車椅子です。
安定した姿勢を保ち、自立をサポートしてくれます。

●6輪電動車椅子

室内で利用できる電動車椅子です。最小回転半径58㎝と小回りが利き、日本家屋の狭い廊下での直角の曲がり角も楽に走行できます。

モーターチェアシリーズ

●標準タイプ

走行モードの変更が可能になるなど、使う人が便利な機能が満載のシリーズです。
サイドカバー、リやカバーを装備し、よりスタイリッシュになっています。
最高速度が4.5kmのものと6.0kmの2タイプから選ぶ事ができます。

●スクータータイプ

音声案内付きでシンプルな操作がポイントです。

シニアカーのメンテナンス


シニアカーのメンテナンスを知っておこう!

電動カートのメンテナンスで多いのがタイヤです。

自転車でもそうですが、それなりに使っているとパンクしたりします。

ただ、最近ではノーパンクタイヤというのも出ているので、エアータイヤではなく、ノーパンクタイヤを装備しているものを選べば、パンクに関しては心配はいりません。

しかし、使用期間が長くなってくると、やはり車体に傷がついたり、どこかが故障したりということが出てきます。

日々のメンテナンスのためにも、日ごろから付属のメンテナンスブックに目を通しておきましょう。

そして、何か問題があったときにはどう対処すればいいのか、どこに連絡するばいいのか、などきちんと把握しておくことが必要ですね。

シニアカーも2年以上、使っていると結構いろいろな故障が起きてくるものです。

その中でも一般的に特に多いのはバッテリーのトラブルです。

例えば、1ヶ月に1回程度しか使わなくても2年目でバッテリーがあがってしまうこともあります。
バッテリーは例え使用しなくても消耗して行くものなのです。

長時間乗る予定の日や、しばらく久りに乗るときになどは、必ず事前に確認することが大切です。

バッテリーの充電状況を表示するディスプレイは、普通4~5段階で表示されています。

「3以下になったら充電すること」と記載されている場合が多いのですが、まだ3だから少しは大丈夫だろう、とほうっておくと、あっという間に空になってしまうことがあります。

ピッピッと警報音が出たり、「充電してください」という音声が流れたり、道の途中で焦ってまわないよう注意が必要です。

外出時には、必ず充電して出かけましょう。

アルバジャパンの電動車椅子


医療福祉の先進国ドイツで開発された車椅子!

アルバジャパンの車椅子に関するラインナップでは、基本的なものをほぼカバーしています。

手動、電動、アシスト、昇降機、電動化ユニットと、幅広いシリーズから選ぶことができます。

主な、機種は下記の通りです。

●電動階段昇降機感(スカラモービル)

車椅子に人を乗せたまま、階段の昇り降りができる電動階段昇降機です。

まるで人が歩くように階段を上り下りできます。

コンパクトな設計で車椅子の取り付け 取り外しも簡単です。

国際特許を取得しドイツの医療器機安全基準にも合格した製品です。

●車椅子電動化ユニット(イーフィックス)

簡単でスムーズな操作レバーによる車椅子電動化ユニットです。

●アシストタイプ車椅子(イーモーション)

モーター内部にバッテリーを内蔵したアシストタイプの車椅子電動化ユニットです。

●電動車椅子(アドベンチャー)

これは限りなくカスタムメイドに近い電動車いすです。

デコボコ道や坂道も平地のように進むことができ、これまでの車椅子と比べると、まさにアドベンチャーを体験することができるでしょう。

●介助用電動アシスト車椅子(イーライフ、イーウィングスAS)

便利な機能を備えた多機能型車いすに、介助者用の機能がプラスされています。

●手動車椅子(イーライフ、イーウィング、イーキュート)

イーライフ:
介助者だけでなく、乗っている人も背もたれの角度を自由に調整できるリクライニング式の車椅子です。

ヘッドレストは上下、前後に自由に変更でき、マクラは頭の傾きに合わせて360度調整できます。

イーウィング:
シーティングをはじめ12の優れた機能を備えた最高級の車椅子です。

欧米各国では車椅子の多機能化が急速に進んでいます。

イーウイングはドイツの技術を取り入れて作られた操作性、安全性に優れた車椅子です。

イーキュート:
車椅子の基本は座り心地が良いことです。

「イーキュート」は安定性、機能性、収納性などを考え設計された基本に忠実な車椅子です。

また海外の提携工場で生産されているため、コストが抑えられていて、経済的な価格になっています。    

アルケアコーポレーションの電動車椅子


アルケアコーポレーションの電動車椅子と電動カート

米国のプライド社は、地球温暖化の原因になる二酸化炭素を排出しない環境に優しい製品を作っています。

電動車いす・電動カートにおいては、世界中で11万台という販売台数を誇るナンバー1のメーカーです。

アルケアコーポレーションはこうしたプライド者の電動車椅子と電動カートを販売しています。


●プライドの電動車椅子

プライドの電動車椅子は他社製品と乗り比べててもスムーズな操作性を持っていると言われています。

電動ティルトと電動リクライニング機能を標準装備した「ヴォーグ」をはじめ、電動ティルト機能を標準装備したパワフルな後輪駆動の「フュージョン」。

そして中輪駆動方式でその場で回転する小回りのきくタイプが「ジェット3」です。

他にもコンパクトで持ち運びにも便利な「ゴーチェア」ですと、室内や旅行先にも持ち運べるタイプの電動車椅子です。


●プライドの電動カート

プライドの良さはなんといってもそのシンプルなデザインと操作性で、だれでもお洒落に乗りこなすことできます。

ちょっとしたお買い物や、公園はもちろん、簡単に分解して運べるので旅行先での走行も楽しめます。

電動車いすユーザーの夢をかなえる走行性を持つクオンタムシリーズというのがあります。

このクオンタムシリーズは手動、電動の豊富な種類のオプションシートが取り付けられるのが特徴です。

パワフルな走行からは想像できない、中輪駆動方式だから可能な最小回転半径は、狭い場所での方向転換にも威力を発揮します。

アクティブ・トラックサスペンションと前後輪のオムニキャスターのコンビネーションが、路面の衝撃を吸収してくれるので、悪路やデコボコ道でも快適な乗り心地を提供してくれます。

詳しくは、アルケアコーポレーションのHPをご覧ください。

アテックスの電動車椅子


アテックスの電動車椅子はシニアカー

アテックスの電動車椅子は、3輪と4輪のシニアカータイプです。

現在のラインアップ全部で5種類あります。

●マイピア 4輪タイプ  BT40B  
●マイピア 4輪タイプ BT40S
●マイピア 3輪タイプ BT30
●マイピアスマート BT4G
●マイピアスマート BT4R

この中でも BT40B、BT40S、BT30の3機種の特徴が似ていますので、まとめておきますね。
まず、シートが回転するので乗り降りが楽に行えます。

それにノーパンクタイヤを使用しているので、パンクの心配がなくお出かけできます。

また、大きく見やすい表示パネルでは、安全についての様々な情報を確認できます。

充電は、プラグを家庭用100Vのコンセントに差し込むだけで充電が終わると自動停止します。

四輪サスペンションで走行中の振動・衝撃をしなやかに吸収してくれるので凸凹道もソフトな乗り心地です。

フロントポケットがあるので、大きな荷物は手元に収納できるうえ、フックには袋をかけられるので便利です。


残りの2機種、 BT4GとBT4Rは下記のような特徴があります。

表示パネルには、お助けボイス機能も搭載で便利です。

また、サスペンションは4輪なので、ソフトな乗り心地が満点です。

もちろんノーパンクタイヤなので、パンクの心配がなくお出かけできます。

さらに、ヘッドライトは大型で、昼間点灯機能付きで安心して走行が可能です。

充電はハンドルポストに装備されており、家庭用100Vコンセントプラグに差し込むだけです。

視認性の高いLEDライトをリヤランプに装備しており、このランプが点滅してお知らせてくれるので安心です。

コンパクトな設計で、マンションのエレベーターや玄関口の出し入れ、スーパー等への買い物にも便利です。

更に詳しいことを知りたい方は、株式会社アテックスのページをご覧ください。

カナヤママシナリーの車椅子


カナヤママシナリーの福祉機器とは

カナヤママシナリーは高いアルミ溶接技術で世界から注目される会社です。

半導体製造装置用真空容器の製造や電子デバイス製造における精密加工技術を生かし、福祉機器事業部を設けています。

カナヤママシナリーが作る車椅子関連商品は、

●モジュラーシステム車いす「楽歩」シリーズ

●次世代歩行車「NOPPO」シリーズ

●パーソナルアジャストメントシステム車いす「emigo」

●電動スタンドアップ車いす 「Ritton」

などです。

主な製品は、電動車椅子ではなく、普通の車椅子です。

電動式のものと言えば、電動スタンドアップ車いす 「Ritton」があります。

これは、ボタン操作一つで、立ち上がることができる車椅子です。

座ることも立つことも、自分の希望に応じて好きな角度でセッティングが可能です。

立つことで活動範囲が広がりますし、健康の促進にもつながります。

これがこの電動スタンドアップ車椅子の目的です。

ついでに、その他のシリーズも簡単に説明しておきますね。

モジュラーシステム車いす「楽歩」シリーズ:

モジュラーシステム車いす「楽歩」シリーズは、ティルト、リクライニング機能を搭載しながら軽量コンパクト設計の本格的なモジューラーシステムです。

アームレストは、移乗の際に便利な脱着式となっていて、高さ調整が可能です。

また、背張りは腰部へのサポートなど、背中のカーブに合わせて調整できます。

パーソナルアジャストメントシステム車いす「emigo」:

最後に、パーソナルアジャストメントシステム車いす「emigo」ですが、これは背もたれに可動ポイントを増やしており、身体の状況に合わせることができるので、円背の方でも快適な姿勢をとることが出来ます。

また、emigoは航空輸送が可能な車椅子です。

詳しくは、カナヤママシナリー株式会社のHPをご覧ください。

アイシンの電動車椅子


アイシンの電動車椅子はこれだ!

アイシンの軽量電動車椅子は今のところタオライトIIの1種類だけです。

ニッケル水素バッテリーの採用などで重量は23kgと軽く、折り畳んで自動車に載せることができます。

電源があればどこでも充電でき、JIS規格に基づく計算式によると1回の充電で約20kmの走行が可能です。

ただし、季節・走行・路面状況やバッテリー使用状況など諸条件により走行距離が短くなることがあります。

最高速度は時速6kmで、4cmの段差でも登れるパワーがあります。

電磁ブレーキ標準装備で坂道でも安心して走行できます。

コネクターとバッテリーの接続を、上から行うことができます。

充電器にリフレッシュ機能が付いているのでバッテリー本来の能力を十分発揮させることができます。

走行時の音は51dbで、(同社測定値)家の中や図書館などの公共施設でも音を気にすることなく使用できます。

ジョイスティックの角度に応じてマイコンが速度を自動調節するので下り坂でも加速しすぎない安心設計です。
 
ジョイスティックから手を離すとブレーキがかかる安心設計なので万が一、坂道で手を離しても停止するので安心です。

電動走行する際、走り出しも、停止も、ゆるやかな設計になっています。

停止時は、急停止して身体が前方に投げ出される不安を軽減しています。

モータの後部に反射板を装備してるので夜間外出も安心です。

手動・電動の切り替えを、左右どちらか一方のクラッチレバーを操作するだけで行うことができるので、利用する方の症状に合わせて選ぶことができます。

あい・あ~る・けあの電動車椅子


「あい・あ~る・けあ」の電動車椅子とは

「あい・あ~る・けあ」の商品は、電動車椅子というよりは、車いす電動化補助装置と言ったほうが正しいかもしれません。

現在使われている車椅子のまま使用できる電動器具のことです。

主なラインナップはチェアーライダーとチェアーウイングの2種類です。

「チェアーライダー・ウイング」は、前向きに社会参加している下肢障害者の方々が移動手段として利用することで行動範囲を広げてもらために開発されたそうです。

通常、行楽やビジネス、また買物等で目的地についてからの移動手段は、自身の自走式車椅子です。

しかし車を降りてからの移動距離が長い時や坂が多かったり路面が悪いときには自走式車椅子では大変です。

ましてや荷物を持っての自走は大変な労力を費やすことになります。

そんな場合、現状は結果として介助者に頼ることとなり、介助者無しでは目的が遂げなれないと言うことなになってしまいます。

障害のある人や高齢者にとっては、このことが自立を妨げる要素になります。

また、すぐに移動出来ないということでストレスにもなります。

チェアーライダー:

チェアーライダーは、下肢障害者にとってのいわゆる『どこでもドア』的な存在なのです。

現在、市場に出回っている車いす電動化装置は、車いすに取付けておかなければならず、それは通常、最低でも20kg以上あります。

障害者自身が自動車に積込むことは不可能に近いのです。

そこで、チェアーライダーは、電動部・バッテリー・ジョイント金具とを分離し、各パーツを障害者自身が、車いすに乗ったままで着脱が容易に出来るよう考案されています。

車椅子に固定した金具に連結器具をセットし、連結器具に本体をセットするだけです。

車のトランクに搭載したチェアーライダーを人の手を介さず利用できるので、行動範囲が広がります。

チェアーウイング:

又、チェアーウイングは一般の人達が自転車を使うような感覚で使用できるよう開発されました。

一人で車いすのまま容易に乗り降りが出来るので、家に居てチョットコンビニまで、またスーパーや近所の友人宅まで行きたい、と言ったときにも介護者の手を介さずに利用できます。

これは車椅子に乗る人達にとっては、ちょうど自転車のように気軽に出かけることが出来る「いつでもドア」なのです。

車椅子にのったままで一人で乗り込めるので、思い立ったときにいつでも気軽に出かけられるというわけです。

人気の投稿