全国で楽しめる!電動車いすで行きやすいおすすめスポット【観光スポット編】
全国で楽しめる!電動車いすで行きやすいおすすめスポット【ショッピング&街歩き編】
電動車いすを使っていても、外出を楽しみたい!
そんなとき安心なのが、全国各地にある 大規模ショッピングモールや街歩きエリア です。
バリアフリー化が進んでいて、本人も家族も快適に過ごせます。
1. イオンモール(全国各地)
日本全国に展開する大型ショッピングモール。
館内はフラット設計で移動しやすい
バリアフリートイレ、エレベーター完備
館内貸し出し用の電動カートがある店舗も
👉 買い物だけでなく映画館やフードコートも楽しめます。
2. 三井アウトレットパーク(全国主要都市)
札幌、木更津、滋賀竜王、神戸、福岡などにある大型アウトレット。
通路は広く、段差がほとんどない
レストランやカフェのバリアフリー対応も進んでいる
屋外型施設が多いので、季節の散歩感覚も楽しめる
3. アメ横(東京・上野)
下町の雰囲気を楽しめる有名な商店街。
一部は狭い通路もあるが、舗装済みで通りやすい
家族と一緒にグルメ食べ歩きができる
昔ながらの雰囲気を感じながら買い物できるのが魅力
4. 博多リバレインモール(福岡)
九州で人気のショッピングスポット。
館内バリアフリー設計
美術館や劇場と一体化していて文化体験も可能
地下鉄直結でアクセスも便利
5. 北海道・大通公園周辺(札幌)
冬は雪まつり、夏はビアガーデンで有名なエリア。
公園内は舗装されていて移動しやすい
イベント時は仮設スロープやバリアフリートイレも設置される
季節ごとのイベントが豊富で一年中楽しめる
家族へのアドバイス
ショッピングモールやアウトレットは 駐車場から館内までのアクセス を事前に確認
混雑する休日は避け、 平日や午前中 が狙い目
長時間外出の場合は バッテリー残量をこまめにチェック
まとめ
全国には電動車いすで安心して楽しめるショッピング&街歩きスポットがたくさんあります。
「買い物」+「食事」+「お散歩」と一度に楽しめるのが魅力。
ぜひ次の週末、家族や友人と一緒にお出かけしてみてください。
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Pride Mobilityの電動車いす
Pride Mobilityは、電動車いすなどの便利な移動製品を作る有名なメーカーです。
同社では、さまざまな移動の課題に対応するためにデザインされた様々な種類の電動車いすを提供しています。
以下に、Pride Mobilityの電動車いすについてのポイントをフレンドリーにご紹介します:
まずは強みから!
多彩なラインナップ: Pride Mobilityは、異なる好みや要件に合わせて、コンパクトで持ち運びしやすいモデルから、頑丈で機能豊富なものまで、さまざまなパワーウィールチェアを提供しています。
最新テクノロジー: Pride Mobilityは、パワーウィールチェアに革新的なテクノロジーを組み込んで、ユーザーエクスペリエンスをさらに向上させています。これには、高度な制御システム、カスタマイズ可能なシートオプション、ユーザーフレンドリーなインターフェースが含まれます。
自分仕様のシート: Pride Mobilityの多くの電動車いすには、ユーザーが最も快適でサポートされた体験を得るためのカスタマイズ可能なシートオプションがあります。これは、長時間車椅子に座っている方にとって特に重要です。
使いやすさ: Pride Mobilityは、使いやすいコントロール、さまざまな環境での機動性、制限された移動能力を持つ方の日常活動を簡単にする機能を考慮して、電動車いすをデザインしています。
丈夫で頼りになる: 同社は、丈夫で頼りになる移動製品を作ることで知られています。これは、電動車いすが毎日の使用に耐え、長期的な移動の解決策を提供できるようにするために重要です。
便利な機能: Pride Mobilityの電動車いすには、調整可能な肘掛け、足掛け、座高などの便利な機能がたくさんあります。これらの機能は、よりカスタマイズされ、使いやすくなっています。
バッテリー寿命: モデルによって異なりますが、Pride Mobilityの電動車いすは通常、ユーザーの日常のニーズに十分なバッテリー寿命を提供します。これは、独立性を保ち、充電の頻度を減らすために大切です。
サポートとサービス: Pride Mobilityは、素晴らしいカスタマーサポートとサービスを提供することに尽力しています。これには製品選びのサポート、技術的なサポート、お手入れサービスが含まれます。
次に弱みもあげておきますね。
得てして強みが違う角度から見れば弱みになることもあります。
高いコスト: 注目すべき欠点の1つは、Pride Mobilityのパワーウィールチェアが競合他社と比較してより高価であることです。これは予算が限られている方にとって制約となる可能性があります。
モデルの入手可能性: 特定のPride Mobilityのモデルの入手可能性は、地域や場所によって異なる場合があります。特定のモデルへのアクセスが制限されることは、潜在的な顧客にとってデメリットとなります。
バッテリー寿命: Pride Mobilityのパワーウィールチェアは通常、十分なバッテリー寿命を提供しますが、モデルによっては異なります。特に屋外での長時間使用に対して、より長いバッテリー寿命が必要な場合があります。
グローバルな認知度: Pride Mobilityは有名なブランドではありますが、そのグローバルな認知度は他の国際的な競合他社ほど普及していないかもしれません。これは特定の地域での消費者信頼に影響する可能性があります。
サポートとサービス: 同社は優れたカスタマーサポートとサービスを提供することにコミットしていますが、これらのサービスの利用可能性はユーザーの場所に依存する場合があります。地元のサービスセンターの利用可能性は、潜在的な購入者にとって考慮すべき要因となります。
結論として、Pride Mobilityは多様で革新的な製品ラインナップ、使いやすいデザイン、耐久性へのコミットメントで際立っています。ただし、これらの利点をコスト、グローバルな認知度、地域での特定のモデルの入手可能性などと比較検討することが重要です。
Invacareの電動車いす
Invacareの電動車いすは、使いやすくて小ぶりなデザインが特徴です。
そして、大容量のバッテリーを積んでいるので、長い時間使っても大丈夫です。
バテリーの容量は74Aで、約30km走行が可能です。充電には約8時間かかります。(ただし、現時点の情報です)
最新のAVIVA(アビバ)Invacare電動車いすは、身体の状態に合わせた入力装置があり、軽い操作ができるジョイスティックも選べます。
また、CTCサスペンションを使って、車いすの乗り心地が向上し、スムーズに移動できます。
AVIVA RXには、ウエイトシフトチルトとシェアリダクションリクライニングの機能があり、姿勢変換がより快適にできます。
ウエイトシフトチルトは、座面を傾けて体重を移動でき、車いすに座ったままで姿勢変換できます。これにより、圧迫痕を防ぐことができます。
シェアリダクションリクライニングは、背もたれと座面が同時に傾くので、体重を均等に分散でき、長時間の使用でも快適です。
Invacareの電動車いすは、他のメーカーと比べても低床で小型、大容量バッテリー、身体に合った入力装置、快適な走行性能が強みです。ただし、価格が他のメーカーより高いという弱点もあります。
電動車椅子の値段は?
電動車椅子の価格は、もちろん機能や性能、ブランド、製品のサイズなどによって異なります。
車やバイクと同じで、基本的なモデルから高機能で高性能なモデルまで、価格帯は幅広くなります。
以下は、一般的な価格帯の一例ですが、これはあくまで目安ですので、参考にしてみてください。
基本モデル: 基本的な電動車椅子は、おおよそ数十万円から始まることがあります。これらのモデルは基本的な機能を提供し、価格を抑えたエントリーレベルのものです。
標準モデル: より機能が豊富で快適な標準モデルは、数十万円から数百万円に及ぶことがあります。これには座席や背もたれの調整、安全機能、長時間の使用に耐えるバッテリーなどが含まれます。
高機能・カスタマイズモデル: 高機能な電動車椅子やカスタマイズされたモデルは、数百万円以上になることがあります。これには先進的な機能やカスタマイズオプションが含まれ、ユーザーの特定のニーズに合わせて製造されることがあります。
価格は製品によって異なり、またディーラーや販売地域によっても異なるため、購入前には複数のメーカーや販売店で価格比較を行い、具体的なニーズに合わせた製品を見つけることが重要です。
電動車椅子メーカーいろいろ
ここでは一般的な電動車椅子メーカーを紹介します。
まずは海外のメーカーから!
インヴァカリ(Invacare): 米国のインヴァカリは、車椅子やリハビリテーション製品を提供する大手メーカーの一つです。電動車椅子も製造・販売しています。
プライド・モビリティ(Pride Mobility): アメリカのプライド・モビリティは、電動スクーターや電動車椅子を専門に提供しているメーカーであり、国際的にも展開しています。
パーマモービル(Permobil): スウェーデン発祥のパーマモービルは、高品質かつ技術的に先進した電動車椅子を生産しています。
オットバック・ヘルスケア(Otto Bock Healthcare): ドイツのオットバック・ヘルスケアは、福祉機器やリハビリテーション製品のメーカーで、電動車椅子も取り扱っています。
日本のメーカーも頑張っていますので紹介します。
ベルトラ(Whill): ベルトラは日本発祥の企業で、特にスマートで革新的な電動車椅子を提供しています。
トーヨーコクヨー株式会社(TOYO KOHJO): トーヨーコクヨーは日本の企業で、福祉機器や電動車椅子を製造・販売しています。彼らの製品は日本国内で比較的広く利用されています。
日本電動車椅子株式会社(Nihon Denshi Seating): 日本電動車椅子は、電動車椅子を専門に製造している企業で、安全性や機能性に重点を置いた製品を提供しています。
アクトメディック株式会社(Act Medical): アクトメディックは、福祉機器や電動車椅子の製造・販売を行っています。高齢者や障害者向けの機能的な製品がラインナップされています。
ソータスインターナショナル株式会社(Sortus International): ソータスは、電動車椅子や車椅子用アクセサリーを提供する企業で、ユーザビリティと快適性を重視した製品を展開しています。
車のメーカーがいろいろあるように、電動車椅子のメーカーもいろいろですね!
個々のニーズや好みに応じて最適な電動車椅子を見つけるは大変ですが、ディーラーや専門店で詳細な情報やデモを受けるのもいいと思います。
電動車椅子のバッテリーについて
電動車椅子のバッテリーは、車椅子の動力源として非常に重要です。ここでは、電動車椅子のバッテリーに関する基本的な情報を提供します。 1,種類:鉛酸バッテリー(AGM、ジェル): 伝統的なタイプで、比較的安価ですが、重いことが欠点です。 リチウムイオンバッテリー: 近年では、軽量で高いエネルギー密度を持つリチウムイオンバッテリーが一般的になっています。これは、車椅子の軽量化や駆動距離の向上に寄与しています。 2,駆動距離:バッテリーの容量や車椅子の効率によって異なります。リチウムイオンバッテリーは、同じ容量でも鉛酸バッテリーよりも軽量で、より大きなエネルギーを提供できることがあります。 3,充電時間:バッテリーの充電時間は、バッテリーの種類や充電器の性能によって異なります。一般的に、リチウムイオンバッテリーは短い充電時間が可能です。 4,充放電サイクル:リチウムイオンバッテリーは、多くの場合、鉛酸バッテリーに比べて長寿命で、充放電サイクルが多い傾向があります。 5,保守:バッテリーの保守は重要です。定期的な充電と適切な取り扱いが、バッテリーの寿命を延ばすのに役立ちます。 6,安全性:リチウムイオンバッテリーは一般的に鉛酸バッテリーよりも高価ですが、火災や爆発のリスクが低いとされています。 ユーザーは、電動車椅子のバッテリーの性能や保守に関する指示に従い、定期的な点検と保守を行うことが重要です。 また、製造メーカーのガイドラインに従い、適切な充電器を使用することも重要です。 バッテリーの寿命や性能は、正しい取り扱いと適切な保守によって大きく影響されます。 長く使うものですから、バッテリーの特質を知り、安全にご使用くださいね。
電動車椅子の自動運転化
自動運転技術の進化
自動運転機能を搭載したモビリティ製品の開発が進んでおり、将来的に広く普及することが期待されています。
自動運転車両技術が進む中で、特にモビリティ製品においては、車いすユーザー向けの自動運転機能が検討されています。これにより、車いすユーザーがより自由に移動できるようになり、交通手段の利便性が向上することが期待されています。
自動運転機能が車いすに搭載される場合、以下のような機能が考えられます:
1、自律的な移動: 車いすが自ら周囲の状況を認識し、目的地まで自律的に移動できるようになります。
2、障害物検知と回避: センサーやカメラを使用して、車いすが周囲の障害物を検知し、安全に回避する能力があります。
3、ルートプランニング: 目的地までの最適な経路を計画し、交通状況や障害物を考慮して自動的に進路を調整します。
4、ユーザーインターフェース: 車いすユーザーが目的地や移動計画を設定できるような直感的で使いやすいユーザーインターフェースが備わっていることが期待されます。
5、遠隔操作や監視: 必要に応じて、遠隔地から車いすを操作したり、車いすの状態を監視できる機能が組み込まれる可能性があります。
実際に製品が市場に登場する際には、法的な規制や安全性なども十分に考慮する必要がありますが、未来の車椅子は多くの人が安全に広い範囲を移動できることができるようになるでしょう。
電動車椅子の技術の進歩
電動車椅子の技術も過去数年間でかなり進化ました。
その中にはいくつかの重要なトレンドが見られます。
以下に、その一部を紹介します。
1.IoT(モノのインターネット)の導入: 一部の電動車椅子は、インターネットに接続できるようになり、ユーザーの健康データをリアルタイムでモニタリングできるようになっています。これにより、リモートヘルスケアや医師との通信が容易になり、ユーザーのケアが向上する可能性があります。
2.自動運転機能の向上: 一部のモデルでは、自動運転機能の向上が進んでいます。障害物回避や狭いスペースでの操作がより効果的になり、ユーザーの利便性が向上しています。
3. 軽量かつコンパクトなデザイン: 技術の進化により、軽量でコンパクトな電動車椅子が登場しています。これにより、車いすを使う人が持ち運びやすくなり、日常生活での利用がより便利になっています。
4.バッテリー技術の改善: バッテリー技術の進歩により、電動車椅子の駆動距離が向上しています。長時間の使用や外出時においても、ユーザーが安心して利用できるようになっています。
5.ユーザーカスタマイズとアクセシビリティの向上: 最新のモデルでは、ユーザーが自身のニーズに合わせてカスタマイズできる機能が増えています。また、操作が容易で直感的なものになり、幅広いユーザーにとってアクセシビリティが向上しています。
このように、さまざまな機能が増え、年々便利になってきました。
ご購入をお考えのかたは、こうした特質をしっかり見極めてからお選びくださいね。
脳波で動く電動車椅子2
脳波で動く電動車椅子2
手を使わず動かせる車いすのニュース第二弾です。(第一弾はこちら)
2011年12月3日から開催されたMake:Tokyo Meeting07にその車椅子は出展されました。
その車いすは「自律移動システム テンプラー」と呼ばれるもので、Hyogo Assistech LAB(HAL)が開発したそうです。
利用者は頭に巻いたバンドを通じ、車いすを前後左右に移動させることができるようです。
Make:Tokyo Meeting07は、12月3日から東京工業大学のキャンパスで開催されているイベントで、テクノロジーを使いこなす「Maker」が展示やワークショップを通じ、作品に関する情報をシェアしようというものです。
■車いすは「脳波で動く?」
「自律移動システム テンプラー」は手足を使わない車椅子で、利用者の頭に巻いたバンドから送られる電気信号によって移動する仕組みになっています。
「頭に巻いたバンド」というと「脳波を感知しているのでは」と思われがちだが、実際にはこめかみ(テンプル)の筋肉の動きを電気的信号に変えるシンプルな構造になっています。
なので利用者は、右の奥歯を噛んだり左の奥歯を噛んだりすることで、車いすを動かすことになります。
HALの担当者によると、このシステムは市販の電動車いすに後付けできるようになっており、理論的には利用者の噛む力によって感度を調整することもできるそうです。
ただし、こめかみに付けるドイツ製の「筋電アンプ」が一つ15万円と高価であることと、「介護する側が心配になってしまう」可能性があるため、車いす利用者がこのシステムを使って一人で出かける日が来るまでには、「もう少し時間が必要だろう」ということです。
将来が楽しみな記事ニュースですね。
光で動く電動車いす
光で人間が喜びや怒りなど感性を想起した際の脳の変化を計測し、それを基に電動車いすを動かすとのことです。
中川教授はすでに人間の脳波で車いすを動かす技術を開発しているが、光での計測は、脳波計測に比べ、環境ノイズに影響されにくいなどの利点を持つと言っています。
同教授は医療、福祉分野などでの応用を期待しているとのことです。
具体的には、近赤外光を頭皮から照射して、血液中の酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの濃度変化を計測する光トポグラフィー装置を用いるそうです。
従来の光トポグラフィー装置は大型だったため、車いすの制御には不向きだったのですが、小型で携帯できる装置の登場により可能になりました。
被験者が、一定の感性を想起した際の脳の変化を同装置で測定します。
「光感性フラクタル次元解析」と呼ばれる中川教授独自の手法でリアルタイムで感性を解析、出力し、車いすの駆動系に送ります。
「怒り」を想起した場合は前進、「喜び」を想起した場合には後進といったように、車いすの動きをあらかじめ設定しておくことができます。
設定さえしておけば、車いすのコントローラーを操作しなくても、想起しただけで動かすことが可能だそうです。
だんだんとSFの世界のようなことが、現実の世界で実現されていきますね。
人間にとってプラスになる技術は大歓迎です。
これからも車椅子を利用する方のためになるような最新技術がどんどん開発されるといいですね。
電動車椅子サッカーを伝えた男
それは、東京都在住の高橋弘さん、40歳。
日本電動車椅子サッカー協会の会長です。
幼児教室の講師だった17年前、交通事故に遭われました。
首から下が自由にならず、握力や腕の力を要するマラソンやテニスはできない身体になりました。
そして「これしかない」と始めたのが電動車椅子サッカーだったそうです。
仲間を誘ってチームを作り、ついには日本一になりました。
2001年、日英両国の文化交流を図る外務省のイベントでロンドンに。
競技のデモンストレーションを行い、2年後には請われて再び渡英し、2カ月間に及ぶ指導にあたりました。
種まきのかいあってイングランドのチーム数は今では日本をしのいでいます。
元々はフランスで重度の身体障害者用に考案されたスポーツ。
スピード感にあふれ、電動車椅子を旋回させてのシュートもあります。
プレースタイルにお国柄が出るといい、パスをつなぎにつなぐのがフランスなら、イングランドはボールを奪うべく電動車椅子をガンガンぶつけるタックルが特徴だそうです。
米国での大会に参加した時のこと。対戦チームに人工呼吸器を装着した米国人選手が数人いました。
日本ならば本人が望んでも周囲が試合出場を止めるはず。
障害があっても好きなスポーツをしたい、その楽しさもリスクも自分が引き受ける・・彼我の文化の違いを感じたといいます。
パリで来月2日に開幕する第2回ワールドカップに向け、日本代表チームが29日、飛び立ちました。
前大会の4位を上回る成績をのこせればと願わずにはいられませんね。
悪路でも走行可能な電動車いす
今回は13カ国・1地域から510の企業と団体が出展しました。
障害者の自立を支援する機器や介護の負担を軽減する用具など会場には、最新の福祉機器2万点が並べられました。
大手自動車メーカーの福祉車両をはじめ入浴用品、ベッド用品、リハビリ機器に至るまで多種多様な機器が展示されました。
オットーボック・ジャパン(東京都港区)が公開したのは、戦車のような車輪の電動車いすベース「スカウト クローラー」です。
悪路でも走行が可能で、来年1月に発売予定だそうです。
まるで戦車か?と思うような外装で、悪路でも平気な車輪がついた電動車いすです。
おそらく使っている車いすをそのまま搭載すれば、急斜面や砂地を駆けることが可能です。
「雪のゲレンデを走りたい」、「砂浜の波打ちぎわまで行きたい」など生活の行動範囲が広がります。
「スカウト クローラー」は操作も簡単で、サイドにリチウムイオンバッテリーが格納してあります。
その他にも、今回の展示会では、車イス式シャワー入浴装置や座位のままで安心して入浴できるというエア・ウォーターも出品されていました。
また、ストレッチャー式シャワー入浴装置では、ストレッチャーを挿入するのではなく、本体ドームを伸縮させて入浴を行うため入浴者に不安感や振動も少なく、安心して入浴ができるそうです。
さらに、背上げ時に発生する「背圧・腹圧・ズレ」低減・緩和に配慮したという次世代の介護ベッドも展示されていました。
さまざまな企業のおかけで、いろいろな商品が開発されるのは、障害を持つ人々にとっては、非常にありがたいこです。
これからのますますの発展を期待したいとろころですね。
リラクルカートの無償修理
『リラクルカート(BH-RC41)』(製造元スズキ株式会社)について一部で不具合が発生しているため、パナソニック サイクルテック株式会社は、2011年9月6日より無償修理を行っているようです。
電動車いす『リラクルカート』は、スズキ株式会社が製造し、パナソニック サイクルテック株式会社(旧社名 ナショナル自転車工業株式会社)が『 National 』ブランドで販売した商品です。
●不具合の内容は下記の通りです。
リラクルカートの前後進切替スイッチのレバーにおいて、当該レバーに組付けられた磁石に錆が発生して、磁力が低下することがある。
そのため、レバーを後進に切替えても、後進位置を当該スイッチが検知できなくなり、後進警告アラームが鳴らず、アクセル操作をすると前進するおそれがある。
●改善の内容は下記の通りです。
対象車両は、対策品の前後進切替スイッチに交換する。
識別:無償修理完了品はリヤリッド裏側下部に茶色のシールを貼付ける。
機械の不具合はほうっておくと、大きな事故につながることもあります。
該当される方は、お早めにパナソニック サイクルテック株式会社にご連絡ください。
お問合せ先は下記の通りです。
大阪府柏原市片山町13-13
パナソニック サイクルテック株式会社
(旧社名 ナショナル自転車工業株式会社)
フリーダイヤル 0120-781-603
受付時間 9:00~20:00
脳波で動く電動車椅子
考えただけで動く電動車椅子!
理研BSI-トヨタ連携センターの開発した非侵襲BMI連携ユニットは、
信号処理技術を駆使して、125ミリ秒という短時間に脳波を解析し、
前進、右・左の信号を抽出することに成功しました。
このユニットは車いすを足、右手左手を動かすイメージで制御します。
開発されたシステムは、電極を頭皮・毛髪の上から接触する脳波計を使って信号を捕えるので、外科手術は不要です。
さらに、システムが解析した脳波の解析結果をその場で確認できるため、
人間の意思とシステムのすり合わせをリアルタイムで行うことができます。
つまり、システムとコミュニケーションをとる“こつ”を、容易かつ効率的に習得できます。
電動車椅子にこのシステムを搭載し、脳波解析を検証したところ、
前進、左右旋回の3方向を95%の信頼度で制御することに成功したそうです。
また、これとは別に長岡技術科学大学工学部の中川匡弘教授らは、
人間の脳波を用いて電動車いすを動かすことに成功しました。
人間の「怒り」や「喜び」といった感情などを定量化できる独自の手法を用い脳波を解析、制御信号に変換して、車いすを動かすそうです。
事前に、被験者に「怒り」や「喜び」といった感情などを想起してもらい、その時の脳波のデータを取るそうです。
データ採取にかかる時間は一つの想起につき30秒ほどだそうです。
車いすの制御では、「怒り」だったら前進、「喜び」だったら停止というように、各感情に対応する車いすの動きをあらかじめ設定しておくそうです。
被験者の頭部に、16の電極を取り付け、車いすに乗ってもらい、
そこで感情を想起してもらい脳波を計測し解析します。
事前に採取したデータと照らし合わせどの感情かを識別し、車いす側に制御信号を送ります。
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