電動車椅子での事故を防ぐための注意点を知っておこう!
一般の歩行者と同様に電動車いすを利用する人についても、道路を横断中に事故に遭われる方が多くなっています。
特に、亡くなった方のうち7割以上が道路横断中に事故に遭っています。
そうした方々は「買物」や「訪問」や「散歩」等を目的にして電動車椅子を利用したいた際に事故に遭われる方が多いのです。
その他にも、路肩の用水路に転落したり、川に転落したりして亡くなっている方もいらっしゃいます。
また、歩道ではなく車道を走っていて車に追突されたり、トンネルの中での追突事故も報告されています。
更に下り坂でのブレーキの故障による事故も起きています。
ここでは、こうした事故を防ぐために気を付けないといけない点をいくつかあげておきますので、参考にしてください。
電動車椅子運転の注意点
●道路が渋滞しているときは、脇をすり抜けてくるバイクなどにも注意しましょう。
●斜めに道路を横断すると移動距離が伸び、自動車と衝突する危険が大きくなります。
●明るい色の服を着たり、ライトを付けたり、反射材を使うなどの工夫をしましょう。
●バックミラーが付いた機種もありますが、首をまわし、目視で確認しましょう。
●踏切内は、脱輪や転倒など危険がたくさん潜んでいます。どんな時も必ず安全確認をしましょう。
●溝や用水路のそばを走行するときは、道路から必要な間隔をあけましょう。
●移動中は、前方をよく見て、凹凸、傾斜地、溝、段差などに注意してください。
●スピードが速いと感じたら、最高速度を低く設定できるものもありますので、利用しましょう。
●眠気を感じたり、体調のすぐれないときには、外出を控えましょう。
●電動車いすでは歩道を通りましょう。歩道のないところでは、道路右側を通行してください。
●自動車のほうから避けてくれると思い込むのは危険です。
●夜間、暗い道では、特に回りに気をくばり慎重に運転しましょう。
●道路を横断するときは、左右をよく確認しましょう。