ラベル シニアカ―とセニアカー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル シニアカ―とセニアカー の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

シニアカーのメンテナンス


シニアカーのメンテナンスを知っておこう!

電動カートのメンテナンスで多いのがタイヤです。

自転車でもそうですが、それなりに使っているとパンクしたりします。

ただ、最近ではノーパンクタイヤというのも出ているので、エアータイヤではなく、ノーパンクタイヤを装備しているものを選べば、パンクに関しては心配はいりません。

しかし、使用期間が長くなってくると、やはり車体に傷がついたり、どこかが故障したりということが出てきます。

日々のメンテナンスのためにも、日ごろから付属のメンテナンスブックに目を通しておきましょう。

そして、何か問題があったときにはどう対処すればいいのか、どこに連絡するばいいのか、などきちんと把握しておくことが必要ですね。

シニアカーも2年以上、使っていると結構いろいろな故障が起きてくるものです。

その中でも一般的に特に多いのはバッテリーのトラブルです。

例えば、1ヶ月に1回程度しか使わなくても2年目でバッテリーがあがってしまうこともあります。
バッテリーは例え使用しなくても消耗して行くものなのです。

長時間乗る予定の日や、しばらく久りに乗るときになどは、必ず事前に確認することが大切です。

バッテリーの充電状況を表示するディスプレイは、普通4~5段階で表示されています。

「3以下になったら充電すること」と記載されている場合が多いのですが、まだ3だから少しは大丈夫だろう、とほうっておくと、あっという間に空になってしまうことがあります。

ピッピッと警報音が出たり、「充電してください」という音声が流れたり、道の途中で焦ってまわないよう注意が必要です。

外出時には、必ず充電して出かけましょう。

シニアカー三輪それとも四輪?


シニアカーの3輪と4輪の違いって何でしょう?

3輪は小回り、4輪は安全性!

●3輪シニアカー

3輪は小回りがきき軽量で、どちらかというと自転車感覚に近いものが多いです。

しかしその分、自転車と同じように転倒の恐れもあります。

最近では事故も多発しておりますので、あまりお勧めできません。

●4輪シニアカー

4輪の特徴はなんといっても安定性が高いことです。

ハンドルもほとんどのものがループ状、楕円形をしているので片手でも操作が可能です。

バー状ハンドルのように握る必要がなく、片マヒの方でも操作できるようにつくられています。

購入するときに、右マヒ、左マヒにあわせて設定できるものもあります。

また、どの機種でもどちらかの片手で操作できるようになっています。

シートが回転したり、昇降できるものもあるので、乗り込むときにも利用しやすくできています。

その他にも、悪路の衝撃を和らげるためのサスペンションがついているものあります。

また、座席シートが前後に移動して自由に足の長さにあわせて調整ができるものもあります。

いずれにしろ、自分自身の身体の状態をしっかりと把握した上で、

介護展示会や販売店で試乗してから購入をお考えになってはいかがでしょうか。

シニアカー(セニアカー)の操作


シニアカー(セニアカー)の操作の基本をおさえておこう!

ジョイスティッくを使った電動車椅子の操作については「電動車椅子の操作と設定」のページで書きましたが、

ここでは、シニカー(セニアカー)の操作と各部の名称について記述しておきます。

まず、シニアカーというのは、アクセルレバーやペダルを操作するだけで簡単に加減速ができますので、

自動車の運転経験のないお年寄りの方でも比較的簡単に操作することができます。

ハンドルは自転車のハンドルのように棒状になっているものと楕円形になっているものがあります。

たいていは発進やブレーキがとてもゆっくりなので急に飛び出すこともなくブレーキ酔いも少ないですね。

曲がるときには自動減速しますし、レバーを戻すと自動的にブレーキがかかります。

また下り坂を走行中、最高速度を自動的に制御してくれます。

詳細に関しては機種によって多少の違いがありますので、各メーカーや販売代理店で試乗してお確かめください。

ここで、一般的なシニアカーの主な部位と名称についてあげておきますので、参考にしてください。

主な部位と名称

●お買い物フック:お買い物袋がかけられる便利なフック。

●シートスライドレバー:座席を前後にスライドして調整するレバー。

●シート回転レバー:座席を回転させられるレバー。

●前後輪サスペンション:路面の衝撃を吸収するサスペンション。(快適な乗り心地を実現します)

●はねあげ式アームレスト:背もたれの位置まであがる肘掛けなら乗り降りも簡単。

●シート連動式クラッチ:シートを持ち上げると、手で押して動かす事ができるクラッチ。

●車幅灯・反射板:前後の車や周囲に確認されるためのウインカー兼ポジションランプや反射板。

●自動巻き取り式充電コード:通常、取り出し易いハンドル下に設置。

その他、オプション:「ヘッドレスト」「前かご」「松葉杖ホルダー」「シートバッククッション」「ウインドシールド」など、追加オプションも多数あります。

自分のお好みのオプションを追加すれば、快適なシニアカーライフが楽しめます。

シニアカー(セニアカー)について


シニアカー?それともセニアカー?

シニアカーとは高齢者向けに作られた、三輪または四輪の一人乗り電動車両のことを言います。

別名「バッテリーカー」と言われることもあります。

日本の道路交通法では車両ではなく歩行者扱いとなっているので、車道ではなく歩道を通行します。

もともとは、スズキ株式会社がコートまでの移動手段として発売したものが始まりです。

スズキが「セニアカー」の商標を使用しているので、このセニアカーという名称が広がりましたが、

これはスズキの固有名称なんですね。

ですから総称としては「シニアカー」が正しいということになりますね。

日本工業規格ではハンドル形電動車いす、道路交通法では原動機を用いる歩行補助車等との呼称が使われています。

シニアカーは電池で動き、最高速度は6km程度です。

機種にもよりますが、一回の充電で、約25~30km走行できます。

また、勾配が10度以下の坂道なら登ることができ、8cm以下の段差は乗り越えていくことが可能です。

曲がり角ではハンドルを切った角度に応じて自動減速するので、ゆっくり曲がる事が出来て安心です。

充電は家庭用100Vのコンセントに差し込むだけでOKです。

充電時間はバッテリーの状態にもよりますが、約7~9時間程度で、

一回の充電で電気代は約30円程度とそれほど高くありません。

上にも書きましたが、歩行者扱いになっていますので、免許は必要ありません。
  
福祉機器としての意味合いもあり、介護保険の適用も認められています。

最近では操作も簡単で、おしゃれなデザインのタイプのものもたくさん出回っています。